2021-08-24 Tue
いつも当三春昭進堂のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
本日火曜日は定休日となっています。
お客様にはご不便とご迷惑をお掛けいたしますが、ご了承の程、よろしくお願いいたします。
またのご来店をお待ちしています。
画像は、宇賀石様のお手入れに伺った際にお会いした斎藤の過足様から教えていただいた、李紳(りしん)の記した「憫農詩(のうをあはれむうた)」より「粒粒辛苦」
「粒粒辛苦」
鋤禾日当午
汗滴禾下土
誰知盤中飧
粒粒皆辛苦
憫農詩(のうをあはれむうた) 李紳
(早朝から)鋤をとって、稲を耕しているうちに、正午になった。
汗が滴り落ちて稲の根元の土にしみこんでいく。
お椀の中のご飯の一粒一粒が、皆、農民の汗と辛苦の結晶だということを、
いったい誰が知っているだろうか。
※こつこつと努力・苦労を重ねることの大切さを説いています。
医療従事者の皆さまへ
ありがとう!
医療現場の最前線で新型コロナウイルス感染症の対応にあたっている医療従事者の皆さまには 敬意を表するとともに、心から深く感謝を申し上げます
三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 04:50 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |
2021-08-23 Mon
三春城下新町の天翁山州伝寺の「子育一時地蔵尊」 御霊まつり
本年度は、新型コロナウイルスの影響で規模を縮小して、役員のみ臨席して法要で執り行います。
子育て地蔵として、我が子を健やかに育てと願う親御さんたちの信仰を集め、八月二十四日には“御霊まつり“が開かれています。
わが子が、災いを被るようなとき一時お地蔵さんに、親代わりとなってわが子を守ってくださいとの願いを込めて参詣するといわれています。
やはり、戦前には出征するわが子を間もてくれることを願う、親御さんたち家族の参拝が絶えなかったといいます。
一時地蔵さんの由来には、いくつかの説があります。
親に先立って亡くなった子供達が、三途の川の”賽(さい)の河原”で、両親や兄弟たちを恋しがり、小石を積み上げ石の塔を築いてきます。
しかし、日が暮れると鬼達がやってきてそれを壊してしまいます。
それを哀れんだ地蔵菩薩が、子供たちを抱いて錫杖(しゃくじょう)の柄に取り付かせ、自分が子供たちの一時の親となって救ってくれると云れています。
私たちが子供のころの夏休みには、州伝寺の山内はラジオ体操の会場となっていました。
その頃は、一旦家に帰って朝食を食べ、その後に州伝寺の本堂に再度集まり、夏休みの宿題をみんなでしていた記憶があります。
そして、この一時地蔵尊祭典の時には、新町の盆踊りがあり、州伝寺の山内で盆踊りをしていたこともありました。
後に、盆踊りは弓町遊郭跡でも開催したこともありますが、本来のせり市場での盆踊りなります。
その頃になると、せり市場での盆踊りも、同24日でしたので、一時地蔵尊祭典に参拝し、綿あめと花火をもらったりしていました。
地蔵菩薩の縁日である8月24日に、死後に餓鬼道に堕ちた衆生のために食物を布施しその霊を供養する法要です。
お盆の施餓鬼とは、釈尊の弟子である阿難尊者が、一切の餓鬼に食物を布施し供養して、死を逃れ長寿を得たことに由来しています。
「賽の河原和讃」にうたわれるように、この世とあの世との境にあって、特に哀れな幼児を助けてくださるので、賽神(サエノカミ)や道祖神信仰と結びついているんでしょう。
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂
2021-08-22 Sun
地蔵盆 三春城下清水萬年山天澤寺山内「身代わり地蔵尊祭礼」2021
本年度は、新型コロナウイルス拡大の影響で規模を縮小して、役員のみの法要で執り行います。
三春城下清水にある萬年山天澤寺山内にある、の残る「身代り地蔵尊」堂です。
地蔵尊祭典では、大数珠繰りが行われます。
参集した方々が大数珠を手繰ります。
大きな房が自分の前に来るまでの間は、お地蔵様の御真言「オン・カカカビ・サンマエイ・ソワカ」を一心にお唱え致します。
古来より地蔵盆の大数珠を体に当てると、邪気を払い除け、身を清めてくれると言い伝えられています。
「身代わり地蔵尊」天澤寺山内 信ずる者に助けあり
天沢寺(三春町字清水)に「山椒大夫物語」で知られる安寿と厨子王にまつわる身代わり地蔵尊が安置されている。(岩城実記によれば万寿姫と医王丸、以下これによる)
身代わり地蔵の話は、仏教の教えを説く説経が原型といわれ、安寿姫と厨子王の悲しい物語は、中世以来たびたび小説や演劇の題材とされ、人々に親しまれてきた。
謀略により筑紫に流された父、陸奥太守を訪ねる旅の途上だった安寿姫、厨子王とその母は、人買いの山岡太夫により母は佐渡に、姉弟は由良の山椒太夫に売られる。
由良で二人は山椒太夫に使われ、安寿姫は浜に潮くみに、厨子王は山にしば刈りに出る日々が続く。
そんな中、二人は逃亡を図り失敗、罰として焼き印を押されたはずが、厨子王が持っていた地蔵が身代わりになる。
天澤寺山内にある身代わり地蔵堂にはに木造地蔵菩薩座像は、安寿と厨子王姉弟の代わりに焼き印を受けた地蔵と伝えられ「身代わり地蔵」とも呼ばれている。
これにあやかり、古より三春城下では「身代わり信仰」として、災厄やお産など、ことあるごとに身代わり地蔵に参拝する習わしがあったとされています。
晩年は本国奥州に帰り、死後岩手山大明神として崇められている。
また、万寿姫の霊魂は岩城山大権現の神号をもって陸奥岩木山(津軽富士)に祀られている。
天沢寺身代り地蔵菩薩はこの医王丸の守本尊で、岩城を経て三春伝えられたといわれる。
また、戦前には出征兵士の武運長久を願う家族の参拝が絶えなかったといいます。
今でも参拝する方々やご家族のその身に降りかかる病気や怪我などの災難を身代わりとなって負っていただけるという有り難いお地蔵さまです。
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂
2021-08-21 Sat
「助川の教育は生きている 公民教育」 私から見た助川啓四郎先生 柳沼角栄著
船引の名店「割烹御代田」の会長御代田様より、参考になればと上記の本を頂戴いたしました。
福島県の教員として県内各地の中学校で教鞭をとり学校長を歴任され、後に学校法法人安藤学園(安積商業・後の帝京安積高校)の理事長を務められた柳沼角栄先生の著書です。
助和佐啓四郎さんの人となりや、田村地方の農業青年会、そして、ボウイスカウトの話まで、詳しく記載されています。
今回は、「金龍会」と称して役場OBの田中金弥様が毎回スペシャルゲストをお呼びしてのお茶会で、金弥さんの親友である御代田さんをお招きして、ライスレイクの家でお茶をしながら談笑、有意義な時間を過ごさせていただきました。
郷土の先人の生き様を学びたいと思います。
三春城下真照寺参道 おたりまんじゅう 三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 04:12 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |
2021-08-20 Fri
お盆なので、怖いお話を一つ・・・・
「五老山 十三塚」 須賀川城主二階堂氏の興亡を描いた軍記物 『藤葉栄衰記』より
岩代国・岩瀬郡須賀川城主の娘が、 政略結婚の犠牲者として、須賀川の新領主二階堂為氏の新妻となったが父と夫の不和のため破鏡のなげきをみることとなり、それを苦にして新妻は自害した。
その後幽霊となって、 毎夜夫のまくらもとに立った。修験行者·陰陽師·諸山の名僧などの加持も、 すべて効果がない。
そのうち為氏も病気になったが、これまた基現の祈祷も、 医者の治療も、一向にききめがない。
そこで、神として頼ることになり、 神社をたててこれを姫宮と称した。
いっぽう菩提を弔うため、 追善の大法要をおこなった。
高台に13の塚をついて、 卒塔婆をたて、その塚のまえで、後の長禄寺開山月窓和尚を請じて供養したという。
そこで幽霊も出なくなり、 為氏の病気も全快した。
上記は、文安4年(1447) のこととされ、 神社は翠ヶ丘公園内の五老山南側にある「三千代姫堂」、そして、十三塚は昭和 28年頃に五老山の林中で6基が発見されています。
なお、同公園内に「十三塚坂」があり、その説明板には「西側の林には、須賀川領主であった二階堂家(天正17年[1589]、 伊達政宗に滅ぼされた)追善供養止めの13の土盛りの塚があった。
現在は雑木に覆われ、場所も判然としない」 とし記されています。
追伸、五老山の由来:天正9年、三春城主・田村清顕方と須賀川城主・二階堂盛義の老臣5人が、この場所で和睦交渉をしたことから、五老山と呼ばれるようになったという。
三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
2021-08-19 Thu
三春郊外込木の八方谷地内に向日葵畑が出現!
ご覧いただけますでしょうか?
ひまわり畑です。
多目的込木集落の「景観作物」 ひまわり畑2021!
午後は逆光です♪
三春昭進堂から車で3分!
磐越道の高速道路からだとバッチリの角度です。
三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 04:33 | comments (x) | trackback (x) | 🌸旧中郷村::楽内・込木・芹ケ沢 |
2021-08-18 Wed
昨日、早朝に高屋敷稲荷神社様にお盆の商戦繁忙の御礼をするために参詣しますと・…この「大ナメクジ」に出会いました。
鈴木宮司さまによる朝の祝詞を奉じているとところでしたので拝殿の前で畏まっていますと足元に・・・
約20センチはあろうかという代物です。
是には驚きました。
初めは藤の種の変色したものと気にも留めませんでした。
朝の勤行を終えられた宮司様に伺いますと、昨日より境内に居るとの事でした。
鈴木宮司様は早朝より境内の水はけ養生の為の暗渠排水パイプのメンテナンスの最中。
朝一で高屋敷稲荷神社での祝詞・太鼓を拝聴し、「大ナメクジ」に出会う!
良い日になりそうです!
三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 04:07 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |
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