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三春城下花見だんご始めました。三春昭進堂の三春花見団子 2023





三春昭進堂の三春花見団子 2023


春、桜を愛でに三春へ

桜で彩られた小さな城下町三春


滝桜を筆頭に枝垂れ桜が咲き誇り

山桜や染井吉野が彩りを添えます

三春が古より、春陽の郷と呼ばれる由縁です

三春昭進堂の花見だんごで、春爛漫のひとときをお楽しみください







その土地のさくらが開花する頃は、ちょうどその土地にあった農作業が始まる頃です。








特に北国の人々にとっては“お花見”に行き、桜の木の下で集落の皆々と飲食を共にすることは、その行為そのものが神事となり、他の神様を感謝と敬意の念をもって敬ってきたと伝えられています。







当店の和菓子は、全て手作りのため、曜日・時間帯によってはご用意できない和菓子や売り切れになる和菓子もございます。


なにとぞ、ご容赦くださいますようお願い申し上げます。






燃料及び各種原材料の高騰の為に、内容量とパッケージの変更を取り入れました。

価格は昨年より値下げしていますが、内容量が30%ほど少なくなっています。



コロナ感染症対策のために、大小問わず一人前として小口のパッケージを採用しています。


ご理解のほどよろしくお願いいたします。


また、小パックには三春花見だんごの懸け紙は付きません。


皆様のご予約をお待ちしています。



尚、最小限のスタッフにて営んでおり関係で、花見だんごから端午の節句までの繁忙期は早朝からの仕込みや製造工程の関係で、営業時間が変更となります。


開店を 午前9時予定 (当日の注文製造工程により変更有)

閉店は 午後6時予定 予約の状況に依ります。


春陽郷三春城下 三春昭進堂 菓匠蒼龍 


| ryuichi | 03:03 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |
塵壺381号 令和5年4月発行   「田村四十八舘 三春郷外郭要害」御春輩(みはるのともがら)田村衆 




塵壺381号 令和5年4月発行

  「田村四十八舘 三春郷外郭要害」御春輩(みはるのともがら)田村衆 

 戦国期、三春田村氏は、同じ仙道地域の豪族である、会津葦名、二本松畠山義継、須賀川二階堂、そして小浜城の大内定綱らも反田村氏となったため、四方を敵に囲まれることとなります。


対する防備は、重要拠点とする田村領内の中でも五十騎以上、足軽百名以上の与力武士衆が常駐した舘が記録されています。







 「富沢舘」三春町沢石字富沢

三春領古城絵図には、城主富沢玄蕃の名が見られ、田村清顕死後の田村家中の結束を誓った田母神家に残る血判状にも「富沢居舘富沢伊賀」さらに伊達家臣片倉家に残された田村家家臣録にも「北方与力五十騎」の大将として富沢伊賀守の名が連ねられています。


天正16年に伊達政宗が三春城・田大元帥明王学頭坊に滞在したときには、富沢氏とともに富沢の在郷衆もあいさつに訪れています。

当時騎馬武者が五十騎以上の与力の駐留した舘は、当時の田村領内全体でも13舘位で、それぞれの舘に駐留する各騎馬武者は、各々が自身の一族郎党を引き連れていましたので、手勢とする動員兵力としては騎馬武者の7倍~15倍の兵力がいたと考えられます。

後の資料には、三春城主田村利顕の二男(?)田村(橋本)刑部少輔徳顕(則顕との記載有)が「富澤橋本舘」に住居す。との記載もあります。


橋本刑部少輔徳顕 (貞綱)は、清顕没後田村家中の相馬派と伊達派が対立した際に、伊達氏へ組した三春田村家重臣の一人です。







「青石舘」旧澤石村青石 
舘主 佐久間伊勢より、九代孫左京に至るまで居住


「實澤舘」旧澤石村實沢。

天正年間舘主・實澤山城。永享年間に至り、岩崎山城が居舘


旧澤石村(三春町沢石)五舘跡 

「正楽舘」舘主渡邊雲龍斎

「御舘」舘主橋本玄蕃

「臺(むろ)舘」舘主佐久間豊後

「新舘」舘主某氏若狭  

「長根舘」舘主 佐久間伊勢守 後、青石舘に居住


「熊耳舘」 

三春本城から最も近い総備え外郭の要害舘のひとつで、規模も大きく三春城を防衛する上で重要な支城でした。

江戸時代に舘跡を調査した記録に「熊耳舘」は「舘主熊耳太郎衛門」とあります。

天正16(1588)年に岩代町の宮森城に在陣した伊達政宗のもとへ挨拶にいった田村家臣の中に熊耳氏がいますが、この熊耳氏について江戸時代に書かれた資料には、田村清顕が家督相続する際に、熊耳掃部助らを旗下に属させたと記されています。

また、清顕の死後、連判状と考えられる文書には、御幕下面々のひとりとして「熊耳又十郎」との記載があり、舘の近くには、南北朝時代の年号の記された石製供養塔がふたつ残されており、その頃からこの地域の中心的な場であったと想像されます。


「柴原舘」 三春町大字中郷字柴原

柴原助左衛門 三百五十石 後、橋本和泉助右衛門、禄高450石。

舘(城)は、三春札所から1里、根まわり170間、高さ20間、本丸は南北28間、横18間。

この橋本氏は、先に記載した田村家重臣で下枝城の橋本刑部少輔徳顕の一族と伝えられています。

「蛇澤舘」 新田蔵助

「沼澤舘」 沼澤孫兵衛

「貝山舘」舘主 貝山三郎右衛門、与力5騎、鉄砲5丁 「田村氏宿老外連名」(片倉文書)

天正年中(1573~91年)田村常盤郷貝山城に居住との資料あり(貝山氏文書)

天正17年(1589年)伊達政宗の会津攻めに加勢する軍勢の為に田村家中の主力を出撃させた田村氏のすきを狙って、伊達氏の奥州侵略の南下を阻止しようと相馬氏を旗頭とする岩城氏・佐竹氏の軍勢が同盟を結び、時の三春田村領(城主田村宗顕)を攻めます。

この時の貝山城主であった貝山貞信(藤兵衛や三郎右衛門と同一人物?)は、三春城下の防衛役として、一子盛綱とともに貝山城に残り入り相馬勢から城下を護衛しています。

幸い、会津を制した伊達勢が続々田村領入りするに及んで、相馬勢は各々領国へ引き上げ戦には至りませんでした。



    蒼龍謹白  さすけねぇぞい三春!  拝

追記
田村家中重臣橋本刑部少輔顕徳
今回の塵壺にはその名前を「徳顕」、また「則顕」との記載のある資料を元にしたのでそのまま記載してあります。




※訂正です。

塵壺379号にて、江戸期に書かれた「奥陽仙道表鑑(抄)」を参照して岩井澤舘の主、常葉城城代を石澤修理亮と記載しましたが、前後の状況と地元の口伝からして石澤姓が誤記載・誤転載で、赤石澤姓・赤石澤修理亮と考えています。

奥羽永慶軍記(抄)、 政宗記(抄)、 奥陽仙道表鑑(抄)、 奥州仙道一覽記(抄) 参照







| ryuichi | 03:40 | comments (x) | trackback (x) | 🌸「塵壺」 三春昭進堂 |
三春城下 時宗「法蔵寺 春の展覧会 2023」




三春城下 時宗「法蔵寺 春の展覧会 2023」


「三春の桜」写真展


日時 2023年4月1日〜5月7日

会場 10時〜16時


会場 三春町 法蔵寺 本堂


〒963-7765 三春町荒町169 電話0247-62-2637


撮影者 影山博

展示内容

三春町内の桜の銘木を大判サイズにて展示いたします。

A0/6点 A1/4点 合計10点



皆様お誘いあわせの上ご来場ください。

| ryuichi | 03:56 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |
本日3月22日(水)は、春彼岸の代休として店休となります。
本日3月22日(水)は、春彼岸の代休として店休となります。

又のお越しをお待ちしています。


店主からのお願い
塵壺やHP 等の歴史コラムに付いての問い合わせはHPのメールにてお願いします。

繁忙期の電話や御来店での対応は致しかねます。

特に「お彼岸の中日」や「花見期間」さらに「端午の節句」を含む5月に連休は特に御遠慮いただきますようお願いします。
店主が手作業での製造を主となる和菓子屋です。工場に入って製造中は手が離せません、

また、スタッフも配達もお断りするような少ない人員での営業です。

よろしくお願いします。





第62回『ジャパンインターナショナルボートショー2023 』開催!!

一般社団法人 日本マリン事業協会 主催 

湘南ビーチFM協力

第62回『ジャパンインターナショナルボートショー2023 』開催!!
3月23日木曜日から3月26日日曜日までの4日間パシフィコ横浜と横浜ベイサイドマリーナのリアル会場とバーチャル会場にて 

『あふれる笑顔 この海でずっと・・・ 』をテーマに

第62回 ジャパンインターナショナルボートショー2023 が開催されます。



三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂菓匠蒼龍


| ryuichi | 03:33 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |
真照寺水芭蕉 2023




木の芽月とはよく言ったもので、寒さに負けじと芽吹く木々に生命の強さを感じます。

春彼岸、春の気配を感じ始めた北国の小さな城下町三春です。

そんな陽気に誘われるかのように、三春藩主秋田家の祈願所である真照寺の庭園に咲く水芭蕉(阿弥陀草)と座禅草が芽を出し始め、白い蕾が開花し始めて可憐な花弁が顔を覗かせ始めました。






寒さに気を取られて見過ごしがちですけれど 確実に日も延びているんですね

しかし、まだ空気は冷たくて 春の訪れはもう少しかかりそうですが、それほど先のことでもないでしょう。


よく見ると座禅草も茶色い蕾がしっかりと立っていました。

こちらももうすぐ花を咲かせます。





水芭蕉のまっ白な花の芽の力強さに、心も洗われるような思いがしました

そして水芭蕉を眺めていると「素(直)な心で」と語りかけられているような気持ちにもなります。
ひねくれないで、真っ直ぐな心と瞳でちゃんと色々な物を見つめなければと日々反省です。





冬の季節もそろそろ終わり。
もうすぐ春ですね・・・・






作家でもあり俳人の清水基吉の句碑が真照寺の庭園にあります。

清水基吉は、昭和19年の芥川賞(第20回芥川賞・『雁立』)の受賞作家であり俳人です。
戦後は小説家として活躍する一方、俳句の世界で活躍しています。



その俳句が碑になって、真照寺の庭園にあります。

碑には

『見にも来よ 春の三春の 水ばせう』  基吉

の俳句が刻まれています。

碑の裏には、建立者である「昭和五十八年吉日  角田和子 山岸勝子 建立之」と刻まれています。



山岸勝子さんとは、現住職の御母堂さまとなります。


御詠歌に「古の 関を越えれば 日乗山 三春の寺に 阿弥陀草咲く」 
いにしえの せきをこえれば にちじょうさん みはるのてらに あみだそうさく」
とあります。

日乗山とは真照寺のことで、阿弥陀草とは水芭蕉のことを指しています。










春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍


| ryuichi | 03:35 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |
「舞木のお稲荷さま」 高屋敷稲荷神社2023カレンダー




「舞木のお稲荷さま」

高屋敷稲荷神社2023カレンダー





高屋敷稲荷神社様の令和5年のカレンダーです。

御下がりとして三春昭進堂にて配布します。

お入用の方は一声おかけ下さい。


「卯」印の凧を揚げているお狐様の周りをウサギさんが躍っている様子が描かれています。





張っているだけで御利益がありそうです!


商売繁盛祈願





 

宮司さまは、郡山商業高校の先輩ですが、テレビ「なにコレ珍百景」以来、様々な御縁がが幾重にも重なっておます。


三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂菓匠蒼龍

| ryuichi | 19:16 | comments (x) | trackback (x) | 🌸「商売繁盛祈願」 舞木の稲荷さま~ 高屋敷稲荷神社 |
「腹八分目の会 vol.28」 古典落語の三人会。



「腹八分目の会 vol.28」


4月3日(月) 19時〜

一年ぶりの開催!

古典落語の三人会。

春風亭伝枝

立川吉幸

三笑亭夢丸

当2200円 前2000円 配信1500円


@神保町・らくごカフェ


sns見たで前売割引

| ryuichi | 07:22 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |