CALENDAR
S M T W T F S
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
<<  2018 - 06  >>
CATEGORIES
ARCHIVES
PROFILE
    k1
OTHERS




塵壺323号「三春込木(くぐりき)寄席」~見渡神社・こしまき 平成30年6月発行




    「三春込木(くぐりき)寄席」~見渡神社・こしまき
 春先に「三春込木寄席」が行われました。 
出演は、(公社)落語芸術協会所属の真打、十代目春風亭伝枝さん。新進気鋭の人気落語家です。

 親戚筋の込木宮ノ下は“こしまき”こと武田泰夫さんの主催とあっては、落語好き饅頭屋の私も喜んで寄席見物と相成った次第です!

 伝枝師匠は、“こしまき”の娘婿である青木さんの友達だそうで、そのご縁で込木寄席開催の運びとなったということで3年前の高座に続いて2回目です。

ここで家号ともいうべき“こしまき”について少し・・・・。
 会場となった込木集会所の上手に込木鎮守の「見渡神社」があり、“親かっ様”こと庄屋武田家から分家した泰夫さんのお宅は、見渡神社の社殿を取り巻くように敷地があるということで、昔から“こしまき”という愛称で呼ばれています。






 この見渡神社は、古くから“トリケの神”と信仰を集めてきました。
“百日咳”にかかったときは灯篭の石を削って呑めば治ると伝えられおり、その拝殿には病気平癒を祈願した鶏の絵馬が多数奉納されています。
 また、麻ひもを首にまいておくと咳が収まるとも伝わっていて祈願成就の折には倍の量の“麻紐”をお礼に納めていたと伝わっています。





当三春昭進堂創業者の髙橋民四郎の本家は、込木の柳ケ作(やなさく)の髙橋家です。民四郎は本家から“髙橋”という苗字と現昭進堂の土地を貰って分家し商いを始めました。
 その昔、11月の祭礼には、民四郎と妻の“おタリ”が饅頭を大八車に乗せて、社殿下に露店を開いていたと聞き及んでいます。

この寄席では、本家さんと並んで落語に興じ、中入りや打ち上げの席などで様々なお話を伺うことが出来ました。
 なんと、本家の母屋は“戊辰の役・会津戦争”が起こった明治元年(1868年)ごろに完成したということですので、築150年になるという計算になります。当時の大工や職人は、現場に寝泊まりをして作業に従事していたそうですが、茅葺屋根工事を請け負っていた職人たちは皆会津地方から来ていたました。
 建設途中に“会津戦争”が勃発してしまい我が家が心配で帰郷し作業中断となります。そして、2年ほど時が経ち戦騒ぎの落ち着いたころに戻ってきて無事作業再開の運びとなったということでした。






 さて、落語です。
 
古典落語の定番「目薬」を枕に「短命」と「初天神」の二席。
 会場には、込木はもちろん楽内や柴原、そして芹ケ沢などから約80名のお客さんが詰めかけ「満員御礼」です。

 会場内を見渡しますと幼き頃より見知った方々ばかりで、「お久しぶりです~」「元気でしたか~」の挨拶が止まりません!そして、「観桜三春寄席」の主任“独快亭来歌”こと田部さんのお顔も見えます。





 噺が始まると、ここは新宿末広亭か?浅草演芸ホール?はたまた池袋の演芸場か~?
「女房が~!」「婿さんが~!」「息子が~!」ってなもんで・・
 一気に落語噺の世界に引き込まれ、もう笑いっぱなしです。
    
~ヨ、真打~伝枝師匠! 




 おっと、前座がいました。
青木さんと、友人の喜多さんが務め会場を温めてくれました。

 そして、お待ちかねの打ち上げです。
 伝枝師匠を囲んで、来場の方々と一緒に、橋長魚店のオードブルと地酒三春駒、そして泰夫さんの挨拶で宴会です。
敬老会での楽しい宴会の様相を呈し、老若男女楽しい打ち上げが続きました!





 私の中に先祖伝来の込木DNAが入っているせいでしょうか?場所も込木、そして落語会というのは、とても居心地が良くて、楽しい時間を過ごさせていただきました。




 
尽力いただいた武田家の皆々様、そして、お手伝いの村上様ご夫妻には大変お世話になりました。
   さすけねぇぞい三春!  合掌  蒼龍謹白  拝




<訂正とお詫び>
先の塵壺5月号コラムでお名前の間違いがございました。
正しくは川又恒一(かわまたつねかず)氏です。
訂正しお詫びを申し上げます。







春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍





古四王堂の改修も順調です。







| ryuichi | 05:13 | comments (x) | trackback (x) | 「塵壺」三春昭進堂 |
三春水まんじゅう 「逃水(にげみず)」 





三春水まんじゅう 「逃水(にげみず)」 



三春昭進堂の夏の定番水まんじゅうの「逃水」の販売を始めました。

一個 120円税別です。






昨年からの「塩レモン」も好評に付き定番として販売いたします。

価格は同じ一個120円税別となります。

レモンの酸味に塩味でアクセントをつけました。

どうぞお試しください。



「逃げ水」というネーミングは、ご存知の方も多いかと思いますが、子母澤寛の小説「逃げ水」から頂きました。

幕末の徳川幕臣で、大政奉還後、徳川幕府十五代将軍徳川慶喜の護衛の任務を最後まで遂行した奥詰、髙橋伊勢守謙三郎泥舟を描いた小説です。


冷凍販売でご案内しています。

これからの時期ですと、お買い上げから約30分~1時間位で食べごろになります。

そのまま冷凍保存もオッケーです!






日持ちは冷蔵庫で2日間位ですので、宜しくお願いいたします。


春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍


| ryuichi | 04:25 | comments (x) | trackback (x) | 春陽郷三春 日暮硯::昭進堂のお菓子 |
旧三春藩主祈願所真照寺山内「三春古四王堂」“平成大改修”工事が始まりました。




三春城下新町、旧三春藩秋田家の藩主祈願所である「東門院日乗山真照寺」山内に鎮座する「三春古四王堂」の“平成大改修”工事が始まりました。





来年三月の完成予定となっています。







現在の古四王堂は、300年程前の正徳2年(1712)に3代藩主秋田輝季によって再建されたものです。


約350年前、秋田家が宍戸より三春へ移封の際に、城下清水の”天狗谷”に秋田より移設した古四王堂(後に真照寺山内へ移築)の御借屋を建立したとあります。

それまで同所(天狗谷)あった愛宕地蔵堂は城下中町へ移築(現中町鎮守愛宕神社)


真照寺は、古四王別当(管理長官)です。






真照寺本堂内にある四天王像は二代藩主秋田盛季が奉納したもので、もともとは古四王堂に安置されていました。


資料によれば「古四王・真照寺落慶とともに藩主秋田盛季は諸尊像を納めた。〈略)本尊不動明王立像は秘仏とされ、…さらに古四王天像四躯は安倍貞任の縁起を伝えいっさい開帳されない。」とあります。







古四王堂は、その当初は宝形造であったと思われ、安東焼の流れを伝える丈六焼の宝珠が残されています。

さらに、正徳の再建では入母屋造と御堂なり、縁が三方に廻された三間に二間半程です。

昭和30年代になって茅葺を現在のトタン葺きに改修されています。







古四王堂は、鎌倉期から戦国末期にかけて「日ノ本将軍」「蝦夷探題」として青森から蝦夷にかけて覇を唱えた海将安部安東氏の直系三春藩主秋田氏が、三春国替えの際に祈願寺真照寺とともに建立したものです。






本拠地である青森十三湊時代は、出羽柵(後に秋田城)に近く、城の守りとして創建されたと見られる四天王寺と習合し、中世を通じて古四王大権現として崇敬されていました。

三春藩主秋田家の祖安東氏の寄進も受けていました。







尚、古四王天像四体は、秋田家の祖である「安倍貞任」の縁起を伝えていると云われます。


平成の大改修です。







檀信徒はじめ、三春町民、そして三春出身者皆々様などの三春縁者の熱い願いと、篤志御寄付、そして三春町からの文化財保護基金によって、古四王堂が蘇ります!



早朝、誰も居ない山内で一人大改修工事が始まった古四王堂を見ていますと、自身が物心がついた幼少期より今日まで“日常”として見ていた風景が変わっていく・・・・

その、過程での感傷なのでしょう、一末の不安と寂しさ、そして期待と喜びなどが交差していきます。






古四王堂は、300年という年月の中で風雪や地震なに耐え頑張っている姿にどれだけ励まさて来たか計り知れません。

しかし、徐々に老朽化が進み満身創痍の状態です。







この状態では建っているのがやっとで堂内に入って法要どころか入堂すら危険な状態です。

ここでの大改修は「復元」を前提とした改修です。

そうした使用すべきものが使用できない状態を一新して本来の姿に戻してお堂としての機能を復元することを目的としています。





改修工事前





今回の復元が現世から300年後の未来へつながっていくんだろうと思います。

300年前にこの古四王堂を建立した方々はこの世には居ません。

寄進者は判りますが、大工さんなどは判りません。

今回の工事に携わっている方々も同じく300年後には、皆この世にはいないでしょう。
祖孫すらこの三春には居ないかもしれません。








しかし、古四王堂の建物はここに存在し、仏教施設として使用に耐え法要などが営まれているだと思います。


禅の教えに「破草鞋(はそうあい)」という語があります。

禅僧は、破れた草鞋をきれいに洗って刻んで、壁の下地に使ったり、そのまま畑に撒いて堆肥にしていたといいます。

禅の師匠から“禅の修行とは一切の妄想、執着を断ち切って、人知れず捨て去られる一足の破れ草鞋のようにその存在すら知られずに、修行することが本当の禅僧の理想。それが真の「無一物」の境涯になるということである”と教えられています。







この古四王堂の姿こそが「無一物」
何もひけらかすことなく目立たぬように自分の生き方をするための下地や堆肥にする知恵の大切さを教示しているんだと解しています。






「誰が作詞か、作曲かが判らなくても、みんなが知っている歌。歌い続けられている歌。 そんな歌を歌う歌手になりたい・・・」



20年来、真照寺阿吽講でライブを行っている現代の吟遊詩人小川ロンさんから伺った言葉ですが、300有余年もの間、この古四王堂に携わってきた方々の思いを代弁してくれているように聞こえます!




明治後期の真照寺・茅葺屋根の古四王堂越しに本堂が見えます。

よく見ると本堂縁側軒下に木造仁王様の「阿像」「吽像」が見えます。


この阿吽の仁王像は昭和30年代になって田村大元神社仁王門に戻されました。






春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍


| ryuichi | 06:11 | comments (x) | trackback (x) | 三春藩主祈願所真照寺::古四王堂平成の大改修  |
旧節句 かしわ餅販売終了!



三春昭進堂「かしわ餅」の販売は、旧暦の端午の節句までの販売となります。


平成30年の級の端午の節句は6月18日(月)です。


毎年、お客様から「美味しいんだから、もう少し長く販売したら?」とありがたいお言葉を戴きますが、
和菓子屋として、日本の風習を大事にしたいと考えて、季節にこだわって生きたいと考えています。

なにとぞご理解を戴きますようお願いを申し上げます。




四季の豊かな風土に恵まれた日本人は暦と共に季節の移ろいを知り、生活のリズムを大切にする文化を持っていたのです。

歳時や行事はもちろんのこと、農業、漁業など、あらゆる産業に至るまで、天候や潮の満ち引き、季節の推移を知ることなしには成立し得なかったといえるでしょう。






和菓子は、日本の風土と歴史ある日本文化が凝縮され、日本人の美意識を伝えるものとして、その芸術性や人々の健康志向から大いに注目されるようになりました。
また、和菓子と緑茶との結びつきが、日本独特の和菓子の風景を作りだしたとも言えます。




春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍

| ryuichi | 04:10 | comments (x) | trackback (x) | 春陽郷三春 日暮硯::昭進堂のお菓子 |
「とまとのジュレ」 夏季限定品





「とまとのジュレ」の販売をはじめました。


夏季限定品です。




完熟のフルーツトマトとプチトマトをゼリーで閉じ込めました。


隠し味に、オレンジジュースが入り、味を調えています。


一個 230円です。






夏季限定商品になります。


夏の進物を取り揃えました。






夏の御挨拶に、ご用命ください。





春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍

| ryuichi | 05:10 | comments (x) | trackback (x) | 春陽郷三春 日暮硯::昭進堂のお菓子 |
「エージ&テツ いいことあるかもしれないよ」高田エージ 歌旅ツアー2018 in若松屋




高田エージ 歌旅ツアー2018


「エージ&テツ いいことあるかもしれないよ」







6月7日 三春城下での公演は6年ぶりのエージ&テツ!

「まだまだこれから エージ&テツ ツアー2018」






三春城下、梅雨直前の「エージ&テツ いいことあるかもしれないよ 2018in若松屋」が、城下馬場の湯温泉「若松屋旅館」で昨夜おこなわれ楽しんでまいりました。






毎年恒例の高田エージが、今回は杉原徹とのユニット「エージ&テツ」でのライブです。


勝手知ったる~のライブです。







一曲目からマックスハイテンション!






各々十二分に楽しんでいました。






元来ノリがいい三春っ子です~♬







仁井田酒造の夏限定「純米吟醸生原酒 夏の穏」でカンパーイ!








毎度おなじみ、会津高田から参戦のゲスト、Gt/真鍋しんちゃんの素晴らしい演奏に盛り上がりまくりライブでした。








毎回の大変な盛り上がりでの記念撮影!





さすが、アメリカ帰りの三春城下のイベント・エージェント&プロモーター”MAKUTA”です。







三春のミュージックシーンを引っ張って行ってくれます!









春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍


| ryuichi | 04:33 | comments (x) | trackback (x) | 三春城下中町::馬場の湯 若松屋 |
贅沢な休日~奥土湯の幕川温泉「水戸屋」




好きな温泉と云えば、奥土湯の幕川温泉「水戸屋」が挙げられます。
休日にたびたび訪れる温泉です。

奥土湯のその奥にある、大自然の絶景を生かした静かな ロケーションに包まれる秘湯。
五感をフルに働かせて森林の香りに触れ、清らかな小川のせせらぎ、爽やかな小鳥のさえずり、木々とたわむれながら吹き抜ける 風・・・・

マイナスイオンを明一杯浴びながら、温泉浴と森林浴が一緒に楽しめます。

所謂「1/fのゆらぎ」なのでしょう。

心地よい音がリラックス 効果をもたらしてくれます。

ありとあらゆる癒しのためのツールがそろっています。

市井の雑多、人事の騒がしさや、喧騒を離れて閑かな優しい時間が流れます。

正に、贅沢な休日です。

こんなに心からのんびりできて、癒しの時間を過ごせるのは、気さくなスタッフの方々のお蔭でもあります。

心より御礼申し上げます。



私にとってここは、冬季休業で再開が五月の連休と云うことですので、例年、当三春昭進堂の春季繁忙期が終わるゴールデンウィーク連休明けの休みにおじゃますのが何よりの楽しみになっています。



露天風呂”初夏の装い”

水戸屋さんはなんといっても、この露天風呂が最高です。

本来、露天風呂が好きなんですが、紫外線に弱い私には、この白濁した硫黄泉の屋根つきの露天風呂が最高に気に入っています。

また、安達太良山系土湯のそのまた奥にあるので、俗世間から隔離されたという表現がぴったりな山の頂にある温泉です。
季節の感覚が少しずれるほどの高所にありますので、”天空に浮かぶ温泉””雲海の温泉”と云っても過言ではありません。
さらには、携帯電話が通じないのが、癒し効果を高めてくれます。

なるべく人の入っていない時間帯(昼時)を狙っていくようにしています。
意図が叶って貸切状態の時はもう最高で、この世のものとは思えない贅沢な時間が流れます。

・・・・・そうなんです。
ここは混浴なんです。

ふだんは、女性と云ってもおばあさんの団体さんと一緒になることがあります。
是は是で、会話も弾み楽しく入浴できますが・・・・

稀に、まで賞味期限があるだろう方と思われる方とご一緒することがありますが、なんか気まずい雰囲気にもなりますので、なるべく昼時を目指します。




露天風呂”春の装い”


樹齢800年という 直径が3mはありそうなヒノキを輪切りにして2つつなげた、ひょうたん形の浴槽。


源泉が、コンコンと注がれる青白く濁ったお湯は、硫黄の匂いが強めで、本来は41℃くらいなんですが、季節や天候によって温度や白濁度が変わるみたいです。


”活〆”ならぬ生きている温泉です。


お湯はやわらかくて、優しい肌触りです。





露天風呂”秋の装い”



春は新緑、秋は紅葉の原始林と、季節によって移り変わる色彩豊かな目の前の山を見ながら景色を楽しみながらの入浴は気分爽快で、ゆったりと湯浴みを楽しめます。




初秋の露天風呂です。
どーですかこの絶景を独り占めできるなんて、最高の贅沢です。



5月の連休明けでは、まだこの辺りは冬の匂いがしていますが、さすがにこの時期は新緑が目にまぶしく、いつぞえかご一緒したお客さんから「目に映るものすべて山菜だからたべれんだぁ~」と聞かされた目の前の山菜の宝庫が、初夏の日差しに輝いていました。

忙しい日常生活の中でも、自然にふれる時間を持ちたい ものですね。
せっかくの偉大な自然なチカラを借りないなんて、もったいないと思いませ んか?





これから、12月初旬のクローズまで時折お邪魔します。


春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍


| ryuichi | 12:43 | comments (x) | trackback (x) | 物見遊山諸国見聞録::男の隠れ家 |