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Kfb福島放送シェア 12月7日(木) 15:48~ 三春大神宮のライトアップと秋季例大祭、そして、中町若連神輿の川崎とのご縁



Kfb福島放送シェア 12月7日(木) 15:48~

三春大神宮のライトアップと秋季例大祭、そして、中町若連神輿の川崎とのご縁

三春城下晩秋の風物詩「三春城下ライトアップ」での三春大神宮のライトアップから三春大神宮の紹介。

そして、今回の主題となる、先ごろ行われた三春大神宮の秋季例大祭の模様とお膝元の町会である城下中町の中町若連と川崎市の深い絆・・・・現在の中町若連が誇る本格的な宮神輿・御神輿は、25年前に川崎市の浜川崎で洋品店を営んでいた第一屋洋品店の社長が代表を務める「浜町商店会・浜町睦会」から譲り受けたものです。

しかも、第一屋の先代が三春中町の旧桑原商店の大番頭というご縁で、人と人の絆と心意気が折り重なって無償で譲り受けたものです。

この神輿が中町に譲渡されるという段になって中町若連では、ある程度の謝礼を用意したみたいですが、「これはお金じゃないんだ、人と人の心で譲るんだ!大事にしてくれればそれでいい!」と第一屋さんにピシャッと断られた話しを伺いました。

以来、三春大神宮の祭礼には川崎から有志が連れだってお神輿担ぎに臨場し、夏には中町若連有志が川崎へお神輿担ぎや三春山車太鼓を披露しに出張して・・といった具合に交流を深めています。






昨今のコロナ禍によって数年途絶えていましたが今年四年ぶりにその交流が復活して、川崎に神輿担ぎへ、そして、先の三春大神宮祭礼には川崎からといった具合に熱い絆の復活の模様をお伝えします。

・紅葉の三春大神宮からスタートして、三春大神宮の紹介、紅葉ライトアップ、7つの町内の若連の皆さんが盛り上がる秋祭り、深谷悠大君も新町の花車を引いています。

そして、中町若連の山車と宮神輿のコラボ・・・三春山車太鼓と川崎どっこい神輿甚句のコラボ!

・中町若連と川崎の繋がり説明~ 川崎浜町でも神輿の様子!





・桑原商店の蔵の中に大切に保管してある宮神輿を改めて見入る「お祭り小僧(爺?)二人組!
この御神輿は、浜町睦会会長で第一屋洋品店2代目社長”勝ちゃん”こと橋本勝通さん、そして板金屋の粳田三郎さん、大工の秋元長吉さんが心血を注いで作った御宮造の本格派の御神輿です。

※私も若かりしころ、友人の桑原崇君と二人で一緒に二泊三日の神輿行脚として川崎へ神輿担ぎに出張しています。







古い写真と飲み比べはいかが?
ビフォアー&アフター 35年の時を超えて・・・

この様な流れに則った感じで動画は収録してあります。









以下、詳細説明

オープニング動画・三春大神宮前境内 鳥居前 挨拶・・龍一
三春大神宮の紹介・動画 昼間の景色 歴史・龍一の解説 

三春藩3代藩主秋田輝季が貝山岩田より神明宮として現在の神垣山に遷した三春藩五万石藩の神社で、以来、神明宮・シンメサマと呼ばれて領民に親しまれ、明治に入ってからは天照大神を御祭神とする三春大神宮と改称されました。

紅葉の名所 町民の憩いの場 

10月には例大祭が行われ、旧三春町内全域を神輿渡御に伴い、長獅子や各地区の山車、花車や御神輿大人、子供御神輿がにぎやかに練り歩きます。

棚織神社
三春大神宮境内末社 棚織神社は、三春地方の織物関係者の勧請により社殿を造成し共同でその祭祀にあたって信仰を集めていました

松尾神社(松尾大明神、松尾名神)
創建年月、沿革は不詳、山城国(京都)松尾大社より八幡町裏町に勧請し明治初頭に現三春大神宮末社笠森稲荷神社境内に合祀されました。松尾大明神を氏神にする秦(はた)氏は、奈良京都を中心に国内全域に亘って、酒造・水路・鉄器・国土開発・養蚕等の技術を伝承

 橋本神社
南朝の忠臣橋本正茂を祭神とした、同族神の神社で大正7年ころに作られたものです。
大正7年、正五位を贈られたことからはじまり,橋本姓を名乗る人々によって維持されていました。

動画・三春大神宮秋季例祭の模様  祭礼の紹介 若連連合会 龍一

動画・中町町会の山車と神輿 
三春大神宮秋季例大祭の先頭は、やはり、長獅子です。
新町田村大元神社と荒町八雲神社の長獅子が隔年交代勤める
・今年は新町田村大元神社の長獅子







・大神宮お膝元 城下中町の中町若連 
川崎市より市内でも一番大きい手作りの御神輿 三春へお輿入れ・譲渡 

・この第一屋さんというのは、太平洋戦争後の復興期から高度成長期にかけて日本橋に支店を設けて関東一円に商いを広げていた三春城下中町の衣料品屋「桑原商店」。
その大番頭を務めていた橋本亀義(勝通さんの父)さんとその妻ヨネおばちゃんが、独立して戦後復興景気で賑わう川崎市は復興の原動力ともいうべき大都会川崎は、川崎大師、日本鋼管に程近い浜町通り商店街に職人御用達の衣料品を商う出店した洋品店です。


私も若かりしころ(35年前)、友人の桑原崇君と二人で一緒に二泊三日の神輿行脚として川崎へ神輿担ぎに出張しています。

しかし、浜町でも都市化が進み約25年前にはこの御神輿が廃止の危機となりますが、城下中町の町内会・若連会がこの神輿を引き継ぎ現在に至っています。

この神輿が中町に譲渡されるという段になって中町若連では、ある程度の謝礼を用意したみたいですが、「これはお金じゃないんだ、人と人の心で譲るんだ!大事にしてくれればそれでいい!」と第一屋さんにピシャッと断られた話しを伺いました。

神輿が中町若連に来てからも川崎浜町とは縁が続き、毎年秋の大神宮祭礼には川崎の有志がこの神輿を担ぎにやって来ます。また、夏の浜川崎八幡神社の祭礼には中町若連の有志が神輿担荷に出向いて交流を深めています。





今年はコロナ禍もあって途絶えていた川崎出張も4年ぶりに復活して、私も参加してきました。
尚、中町でのあいさつは朝からお休みまで一年を通じて「どっこい!」ですよ!

動画・毎年川崎に神輿担ぎに行っている 今年4年ぶりに来訪

現在の川崎氏浜町二丁目の神輿と中町若連山車太鼓の競演


動画・シェア!と思いきや「ドッコイ!ドッコイ!シェア!」 






| ryuichi | 04:16 | comments (x) | trackback (x) | 🌸菓匠蒼龍 焦心録::テレビで紹介されました。 |
三春舞鶴会 第12回総会・懇親会の資料を送付いただきました。




三春舞鶴会 第12回総会・懇親会の資料を会長の八木沼様より送付いただきました。


三春舞鶴会の総会は四年ぶりの開催ということで、心よりお喜び申し上げます。


また、会長も織方さんから八木沼さんへと新体制となった由。


私も、在三春の幹事、及び三春舞鶴通信の編集委員を仰せつかりました。


ご指導ご鞭撻をいただきましてその役目を果たしたいと存じます。









三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂菓匠蒼龍

| ryuichi | 04:53 | comments (x) | trackback (x) | 🌸三春舞鶴会 |
本日、火曜日は定休日となっています。


毎度ありがとうございます。

本日火曜日は定休日となています。

またのご来店をお待ちしています。



三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂菓匠蒼龍

| ryuichi | 04:22 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |
Kfb福島放送シェア 12月7日(木) 15:48~  ・・・1600過ぎごろから 三春昭進堂店主が三春の旬をご案内!



Kfb福島放送シェア 12月7日(木) 15:48~  ・・・1600過ぎごろから


三春昭進堂店主が三春の旬をご案内!



お楽しみに!





| ryuichi | 04:30 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |
三春昭進堂 冬の定番「チョコレート饅頭」がdeluxeビター・チョコレートをまとって販売開始いたしました。




三春昭進堂 冬の定番「チョコレート饅頭」がdeluxeビター・チョコレートをまとって販売開始いたしました。








1年ぶりの製造販売開始となります。








今回はビターのチョコレートをチョイスしての復活再販となりました。



冬季期間だけの限定販売となります。








春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍



| ryuichi | 04:46 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯::季節のお菓子  |
三春昭進堂のクリスマス・ケーキ!2023ご予約お待ちしています。



家族や友人と過ごすクリスマスパーティーを華やかに彩る三春昭進堂のクリスマス・ケーキ!

安心・安全をモットーに素材の味を生かし、四季折々の果物、厳選した素材を使っています。

「美味しい」事はもちろん見た目も美しく、素材・技・心をテーマに一つ一つ丁寧に、手作りの味と夢のあるケーキを作っております。

スポンジに、今年は森永の低脂肪の新鮮な生クリームと福島県産イチゴをサンドした、スペシャルクリスマスデコレーションケーキです。
この時期しか作らない幻の逸品です。






たまごは勿論船引の大倉商店特選「大倉たまご屋の玄米飼料たまご」

薄力粉は、神戸増田製粉所の北海道産小麦100%「内麦ゴールド」

北海道産小麦にこだわりました。

適度な弾力としっとりさ、滑らかな口当たりを実現した小麦粉です。








洋菓子屋で修業した和菓子屋が、年に一度一所懸命作るクリスマス・ケーキです。

小麦粉はもちろん、卵、牛乳、バター、砂糖、塩に至るまでとびきりの選りすぐり材料だけで焼き上げたスポンジ。

その品のよい味わいとしっとりやわらかな食感をお楽しみください。


当日売りも若干ご用意する予定でございます。

*おたりばあさんが造る訳ではありませんので、ご注意ください・・・






春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍

| ryuichi | 04:28 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |
塵壺389号 令和5年12月発行 「戦国のファースト・レディー~    愛姫・陽徳院、西館殿五郎八姫・天麟院 






塵壺389号 令和5年12月発行

「戦国のファースト・レディー~

   愛姫・陽徳院、西館殿五郎八姫・天麟院 


日本三景の一つ松島に、三春に縁のある伊達政宗の正妻“愛姫(めごひめ)”法名・陽徳院を祀る瑞巌寺、そして、その娘で西館殿とも呼ばれた“五郎八姫(いろはひめ)”法名・天麟院(てんりんいん)が眠る天麟院内の定照殿(じょうしょうでん)(御霊屋)があります。


愛姫こと法名・陽徳院は、永禄12年ころ(1569年)田村郡三春町に城を持つ戦国大名田村清顕の娘として生まれました。

そのころ田村氏は、蘆名(会津)・二階堂(須賀川)・石川(石川)・白川(白河)・岩城(いわき)など、敵に周囲を囲まれていました。


このような状況の中で、清顕は伊達氏と結ぶことによって家を守ろうと考え、娘である愛姫を当時米沢城主だった伊達輝宗の嫡男政宗に嫁がせます。

この縁談によって伊達氏の力を得て、田村氏は領地を維持することができました。

政宗と愛姫は一時夫婦仲が悪くなったと伝えられていますが、その後夫婦関係は修復に向かったと思われ彼女が京の聚楽第の伊達屋敷に移ってから、文禄3年(1594年)には後に松平忠輝の正室となる五郎八姫を出産しています。それから、仙台藩2代藩主の忠宗、岩ヶ崎伊達家初代当主の宗綱、田村家の養嗣子となるはずだった竹松丸の4人の子を政宗との間に授かっています。






太閤秀吉・豊臣の天下となり聚楽第の伊達屋敷に住むようになってからも、今でいうファースト・レディー外交的な役割で政宗に京の情勢を知らせ「天下はいまだ定まっておりませぬ。殿は天地の大義に従って去就をお決め下さりませ。私の身はお案じなさいますな、匕首を常に懐に持っております。誓って辱めは受けませぬ」という手紙を送り、絶えず政宗を“内助の功”で乱世の伊達外交を支えていたと美談が伝わっています。



三春田村氏は、豊臣秀吉によって奥羽仕置により改易になりましたが、愛姫のはたらきかけにより、孫にあたる宗良が田村氏を名乗り岩沼三万石の大名に取り立てられました。後に、所替えにより一関三万石を領し幕末まで続きました。


愛姫について、妙心寺百五十三世住持で瑞巌寺中興開山導師の雲居禅師も「家庭をよく治め、慈愛深く聡明な奥方であられました」とその人柄を語る言葉が伝わっています。






愛姫の娘で、西館殿とも呼ばれた五郎八姫・法名天麟院が眠る天麟院内の御霊屋「定照殿」。

天麟院は五郎八姫法名の菩提寺で瑞巌寺の並びにあり、陽徳院、円通院と並んで松島の三霊廟に数えられています。本堂・山内は小さいですが横の参道から山に登ると霊廟の「定照」や樹齢300年以上の“はりもみ”の巨木や伊達一族供養塔がある天麟院洞窟群などがあります。





五郎八姫は、越後少将と称された越後高田六十万石の城主松平忠輝の正室です。

忠輝は、徳川家康の六男で側室である茶阿局(さあのつぼね)を母としています。元々家康とは折り合いが悪いと伝わっており、「大阪夏ノ陣」の直後の元和元年(1605)には家康
から勘当を申し渡されます。

翌年、幕府から高田藩も改易され、正室である五郎八姫とも離別させられて飛騨高山から諏訪に流されます。

天和三年(1683)、諏訪大社のある諏訪にて九十三歳の生涯をここで閉じ、貞松院に葬られます。

忠輝と五郎八姫は仲睦まじかったが子供は生まれなかったと言われています。

五郎八姫は、離縁後父の政宗のもとに戻り、以後は仙台城下で暮らします。

このとき、仙台城本丸西館に住んだことから「西館殿」とも呼ばれていました。



     蒼龍謹白  拝   田村に来てみねげ!


| ryuichi | 04:47 | comments (x) | trackback (x) | 🌸「塵壺」 三春昭進堂 |