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ジン(GIN)の話
ジン(GIN)

ジンというお酒があります。これは大麦麦芽とトウモロコシあるいはライ麦を主体に醸造したお酒にジェニパベリーという杜松の実を一緒に蒸留した薫り高い蒸留酒です。ジン発祥の地は17世紀中期のオランダですが、今ではイギリスを代表するスピリッツでしょう。ちなみにジンという名もジュニパベリーを漬けて造った薬用酒というのが語源になっているようです。

ジンは無色透明でアルコール分は40~55度、香り付けにはジェニパベリーのほか色々な香草(4~10種類)を用います。その香草の種類は作る地域によってまちまちでありそれがまた地方独特の味と香りを醸しています。

ジンはアルコール度が高くしかも香草を使うためクセがありますので好き嫌いがあるようです。しかし、その香りゆえにカクテルなどでは欠かせないベースとなっています。

今のジンはイギリス式のドライジンの作り方で製造されており、ジンといえばこのドライジンをさします。一番一般的なジンはイギリス製の「ギルビーゴードン」といったところでしょうか。本場のオランダのジンとしてはボルス社のジュネヴァが有名です。他には、ドイツで作られているシュタインヘーガー、杜松の実の代わりにフルーツなどで香りをつけて甘口にしたフレーバードジンなどもあります。

ジンベースのカクテルでもっとも有名なのはマティーニ。ジンとベルモットの割合は人それぞれで、10人いれば10人とも違うマティーニがあるといわれます

| ryuichi | 14:31 | comments (x) | trackback (x) | 三春昭進堂 歳時記 |

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