2009-11-06 Fri
古代より赤い色には邪気を祓う力があるとされ、例えば墓室の壁画など呪術的なものに辰砂が多く使われ神話の賀茂別雷命や比売多多良伊須気余理比売出生の話に丹塗矢(破魔矢の神話的起源)の伝承があることからも窺える。また、神道は稲作信仰を基盤として持ち(田の神など)米はとても価値の高い食糧と考えられてきた。このため、古代には赤米を蒸したものを神に供える風習があったようである(現在でもこの風習は各地の神社に残っている)。
その際に、お供えのお下がりとして人間も赤米を食べていたと想像される。米の源流をたどると、インディカ種とジャポニカ種にたどりつく。インディカ種は赤っぽい色をしており、ジャポニカ種は白である。
縄文末期に日本に初めて渡ってきた米はこの2種の中間の種類で、ちょうど赤飯くらいの色だった。この米を日本人は、江戸時代になる前まで食べていた。しかし稲作技術の発展による品種改良でより収量が多く作りやすい米が出てきたこと、食味の劣る赤米を領主が嫌って年貢として収納することができなかったので次第に赤米は雑草稲として排除されるようになった。
だが赤いご飯を食べる風習自体は生き続け、白い米に身近な食材である小豆等で色付けする方法がとられるようになったと考えられる。赤飯にゴマを乗せるのは白いご飯を赤くしたことを神様にゴマかすためである。
現在は祭りや誕生祝いなど吉事に赤飯を炊くが、古くは凶事に食べていた(→ハレとケ)。赤い色で邪気を祓う効果を期待してのことである。
いつ頃から反転したのかは不明であるが本来吉事(または平時)に食べる白飯を凶事に食べ、逆に凶事の赤飯を吉事に食べることで縁起直しを図ったと考えられている。
2009-08-16 Sun
今週末の8月22日(土)23日(日)の二日間福島テレビ主催 おもしろ夢ランド ふくしまビックフェアー
「自転車でGO!グルメまつり」が開催されます。
場所は、福島競馬場 馬場内広場です。
毎週土曜日ひる 12:00~13:00放送の「サタふく」人気コーナー「自転車でGO!」との連携企画で、井草アナウンサーが番組内で食べたグルメを紹介するブースに
当店も、テレビで紹介された「三春油まんじゅう」を出品します。
両日とも、5個入れを一パック550円として限定50パックを販売いたします。
尚、「平成版三春絵図三春物見遊山」も配布します。
ふくしまビッグフェアは、ふるさとの活性化とゆとりある暮らしを応援することを目的として平成3年からはじまりました。
今年で18回目を迎え、福島の夏の一大イベントとしてすっかり定着しております。
県内各地の観光物産やうまいものが大集合する物産コーナー、お笑いステージ、テレビでおなじみの番組の体験コーナー、そして夜空を彩る「花火ファンタジア」など、楽しいイベント盛りだくさんでお待ちしております!夏休みの思い出づくりに、ぜひご家族・ご友人・カップル等の皆様のご来場をお待ちしています。
この、ビックフェアーの詳細は、福島テレビCMやホームページで案内をしています。

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