CALENDAR
S M T W T F S
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31       
<<  2024 - 03  >>
CATEGORIES
ARCHIVES
PROFILE
OTHERS




東北地方太平洋沖地震・三春「諸行無常」
本日午後、三春町では先の大震災を受けた福島原子力発電所被災による放射能の大気放出での被曝の可能性の万一の備えとして40歳未満の住民への安定ヨウ素剤配布がはじまりました。
 三春は、福島原発から約45キロ離れていますので、現状での避難及び屋内退避地域には入っていませんが、文字通り「万が一の備え」という解釈です。
 また、不要の外出を控えるなどの告知もあわせて出ています。
 
してしばらくテレビを見ていましたが、繰り返し流れる映像に心が痛み、どんどん不安になっていくのを感じました。
災害は、起こってしまったことありのままを受け入れるしかありません。
不安を煽るだけのマスコミからの過剰・虚偽的な情報や、悪意のあるチェーン・メール等に踊らされること無く、正確な情報からの冷静な行動をとるようにしたいものです。

「諸行無常」
すべてのものは変化してやまないという意味。
平家物語の「祇園精舎の鐘の声、諸行無常のひびきあり」の一節に使われているのが有名で、滅びゆく姿のはかなさの代名詞のように使われています。
往々にして私たちは一面だけでとらえがちなのです。
雪が溶けたり、紅葉や桜が散ったりといった、滅びの場面でだけ、無常観をいだきやすいということです。
 しかし、これだけではないのです。もっと咲いていてほしいのに、いずれ散ってしまうのはもちろん無常です。
ところが、寒々とした木々の早春の枝先が、小さな蕾を結ぶのも無常。蕾が少しずつふくらんでいくのも無常。
そして誇らしげに花開くのも無常。
 人間で言えば年老いるだけが無常ではなく、このまま、かわいいままでいてほしいと願うようなあどけない幼子が、成長して少年になり、やがて青年になっていく。
これも無常。
 楽しいこと、いいことはいつまでも続かないけれど、逆に、どんなにつらく苦しいことも、ずっとそのままではいない、やがて必ず苦しみ悲しみから立ち直っていく。
これも無常。
すべてのものは変化してやまないという真実が、「無常の理」とされています。被害にあわれている方の心労は大変なものだと思います。

今回の大震災で被災された方々、特に生活弱者といわれるの方々は大変だと思います。
そのたびに思うのは人間の無力さです。自然には勝てません。
「諸行無常」ありのままに受け入れるしかありません。
ただ無力な人間ですが、復興する力があるのも人間です。



臨時休業のお知らせ
 明日3月16日(水)は、地震の影響を考慮して事態の推移を見るために臨時に休業いたします。
 

| ryuichi | 14:47 | comments (x) | trackback (x) | さすけねぇ三春! |
「三春昭進堂」東北地方太平洋沖地震への見舞い
東北・関東を中心とする大地震でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈り申し上げます。
 また、被害に遭われた方々に、心からのお見舞いを申し上げるます。
被害の無かった三春町には、相双地区の住民の内約3000名の被災者が、体育館や交流館などに避難しています。
被災者の方々には、不自由な生活の中で不安や苛立ちもあろうかと思いますが、どうか心を強く持って、頑張って下さるよう心より願っています。
 




当店の西手にある旧三春藩主祈願所真言宗真照寺の庭園の池では、北国三春に春を告げる水芭蕉の芽が出てまいりました。
早春の風物詩「真照寺の水芭蕉」の見ごろは彼岸明けから四月初旬となります。

三春の散策の折にお立ち寄りください。



季節は着々と希望の春に向かっています。



「明日があるさ、明日がある、若い僕には、夢がある、いつかきっと、いつかきっと、わかってくれるだろう、明日がある、明日がある、明日があるさ」
坂本九さんが歌っていた懐かしい曲「明日があるさ」
リバイバルやCMソングなどに使われる永遠の名曲です。



歌を聴きながら、私も若い時はイヤなことやつらいことがあったとき「まあいいや、明日がある」と、できるだけ今日のことは忘れて、明日のことを考えたものです。



明日に夢や希望をもって生きることも大切です。
しかし、明日よりも「今を大切に生きる」ということを考えてみますと、私たちはいつでも今を生きているのです。
昨日はもう過ぎてしまいました。明日はまだ来ません。
すると確かなのは今日、そして今だけです。
その一番大事な今をどう生きるか。
二度とやってこない今日を悔いのないように生きることが大切だとおもいます。



三春町の被災者の受け入れ 
三春町では、原発事故の被害に遭われている避難民の受け入れを行いました。
 なお、受け入れを行っている場所と主な地区は次のとおりです。
 現在は、人数が満員であり、町の対応が困難なため、受け入れの追加は行っておりません。

受入場所と地区名

三春交流館「まほら」/双葉町・大熊町・富岡町など
町民体育館/富岡町・大熊町など
三春中学校体育館/大熊町・富岡町など
岩江中学校体育館/大熊町など
中郷小学校体育館/大熊町など
桜中学校体育館/大熊町など
田村高校体育館/大熊町・富岡町など
自然観察ステーション/社会福祉法人友愛会光洋愛成
  (三春町HPより)

被災者の皆様に置かれましては、今日を大切にがんばってください。



| ryuichi | 07:31 | comments (x) | trackback (x) | さすけねぇ三春! |