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三春小学校卒業証書授与式


この度の、東北地方太平洋沖地震で被災をされた方々に、心よりお見舞いを申し上げます。また、お亡くなりになられた方のご冥福、一日も早い復興を心からご祈念しております。



昨日が、本来は三春小学校の卒業式の予定でしたが、こうした状況を踏まえ、町教育委員会と検討を重ねた結果、断腸の思いで、『中止』という状況になってしまいました。
卒業式を楽しみにしていた保護者として、そして次男成知には、かわいそうという思いで一杯でした。
しかし、この状況の中でも逐次荷物引き上げにきた卒業生と保護者に対して、校長室で6学年の先生全員と教頭・教務主任立会いの下で、一人ひとり卒業証書授与を行ってくれた学校に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。


本来の卒業式からすれば、十分でない、即席の卒業証書授与式ではあったのでしょうが、BGMや花の演出をしていただき、素晴らしい卒業証書授与だと思いました。



本人も、担任の先生から、「練習どおりにやるからな」との声で何気ないそぶりをしてはいましたが、ハニカミながら校長先生から卒業証書を授与されていました。
困難な状況下だけに一生の思い出に残る卒業式だと思います。
やはり親ですね、胸が熱くなりました・・・
 いつの日か、卒業生一同を介しての卒業式が出来ることを祈って感謝の言葉にしたいと思います。
  本当に6年間お世話になり、ありがとうございました。



がんばっぺない東北!

| ryuichi | 07:33 | comments (x) | trackback (x) | さすけねぇ三春! |
がんばっぺない東北!「三春人はそんなにやわじゃない!」


 東北太平洋沖大地震から、早一週間も過ぎようとしています。
福島原子力発電所の事態に一喜一憂している状態です。
福島原発の沈静化に向けて、懸命に作業する、東電職員(下請け社員)、福島県消防隊、東京消防庁、自衛隊、警視庁機動隊。
そして極寒の避難所での不自由な生活と将来への不安で暮らす被災した方々、ここはがんばりどころです。
東北人のど根性を見せましょう!

東京電力という企業の体質的な事後の対応は大いに問題ありだと思いますが、
原発に残っている職員や自衛隊、消防隊員、機動隊員は、日本を守るために、
必死の覚悟で事態終息に向けて、私たちの代わりに、日本人として命を賭けて働いてくれています。


しかし、東京はじめ首都圏など、被災地とは関係無い地域で、ガソリンなどの燃料や食料などが売れ切れになっているというのは、どのような理由なのでしょう。
無理に買い込む必要もないだろうに・・・

ここに来て、政府やマスコミでもやっと冷静になって燃料や食料などの品不足を懸念して、買い控えを促すような報道をしはじめました。

昨日のA新聞に、三春在住の有名な方のインタビューが掲載されていました。
風評被害を戒める内容かと思って読みましたが、「ほうとうにとどまっていいのか・このまま三春にいて大丈夫なのか?」とい自分の不安を漏らしたような表現がなされていました。
記事を何回読んでも、私には、ただ風評被害を増長し、不安を煽るだけの内容にしか受け取れませんでした。

おなじ三春に住むものとして悲しく思います。
ライフラインが全て機能し、被災者を受け入れ、原発から50キロも離れた場所に住んでいるものが言うせりふとは思えません。
まして、仏門におられる方のお言葉とは・・・・・・・・・・

昨日は、お彼岸ということもあり、地震で崩れたお墓の手入れがてら当三春昭進堂で、おたりまんじゅうやおはぎ、イチゴ大福などを買い求めに来るお客さまに多数来店いただいている状況です。
もちろん、万が一に備えてマスクに防止着用ですが・・・
また、三春から避難している方もいるのは事実です。


しかし、瀧桜も折れていません!

三春は、福島は、そして東北は、そんなに柔じゃありません!
負けません!
がんばっぺない東北!



追伸、最近の報道でもあるように、半径30圏外では、福島原発被災に伴う放射能汚染による人体への影響は心配ないと伝えられています。
また、三春町目前でタンクローリーが引き返したというマスコミ報道に対して、
三春るの誰が言いましたか?
どこでの事案ですか?
出所がわかりません。
安定ヨウ素剤は配布及び摂取は、どこの医療専門家の指示ですか?
また、誰の要望ですか?
 実体の無い、闇雲に不安心理を煽るだけの情報や過剰情報に、惑わされないよう・踊らされること無い様、皆様の冷静な行動を期待します。

真照寺では、座禅草がも意すぐ芽を出し、つられるように水芭蕉の芽も顔を覗かせました。
三春各地では、梅の花が咲き始めています。

あとに三週間で桜もはくことでしょう。
三春の桜は健在です。

がんばろう三春町!

| ryuichi | 10:58 | comments (x) | trackback (x) | さすけねぇ三春! |
「アンパンマン体操の歌」三春昭進堂営業中
  

三春昭進堂営業しています。
やはり、甘いものが無いと勇気が出ません。

「アンパンマン体操」
もし自信をなくして くじけそうになったら
いいことだけいいことだけ思い出せ そうさ空と海を越えて 
・ ・・・
だいじなもの忘れて べそかきそになったら
好きな人と好きな人と 手をつなごう 
そうさ 僕と君をつなぐ 虹の橋を渡れ
雨と雲が逃げて 太陽ひとまわり 
アンパンマンは君さ 勇気を出して
アンパンマンは君さ 信じることさ ほらかがやくよ
君はやさしいヒーローさ 


NHKラジオ放送の中でリスナーからから、被災者の皆様に向けて「アンパンマン体操の歌」が流れてきました。
阪神大震災での体験者の方からのリクエストだと思いますが、阪神大震災のときに、先の見えない、何もない中での避難所暮らしの中で、子供の笑顔に一番勇気付けられたとありました。まさにその通りだと思います。

アンパンマンは、子供が小さい頃に一緒になんとなく見ていました。
アンパンマンについては、作者であるやなせさんの南方戦線での体験や実弟の特攻隊での戦死などを踏まえてのアニメーションという奥深さを後に知りました。
今度の大震災を受けて、たかがアニメのテーマ曲ですが、改めてその深さをかみ締めて聴き、目頭が熱くなりました。
人はなかなかヒーローにはなれませんが、家族が全員ヒーローだと思います。

がんばろう東北人!


涙なんかふいて 大空飛び出そう 
アンパンマンは君さ  いつでも君さ
君はやさしいヒーローさ




尚、本日はお彼岸の入りです。
 おはぎを販売いたします。





がんばっぺない東北!





| ryuichi | 05:22 | comments (x) | trackback (x) | さすけねぇ三春! |
「日本人の叡智」がんばっぺない東北人!
本日、福島原子力発電所冷却作業をするために、航空自衛隊第一ヘリコプター部隊や警視庁第一機動隊、自衛隊消防隊などが、決死の覚悟で注水作業を行いました。
まさに、命がけの作業だと思います。
日本人として叡智を集めてことの収束に向かう姿に、感動すら覚えます。
また、その作戦要員の方々のご家族の心境を思うと、言葉にならない感謝の念に駆られます。
一連の東日本太平洋沖大震災に被災した福島原発の問題で、東電の人たち槍玉にあがっていますが、おそらくあの発電所で死に物狂いで頑張ってる方々がいます。
また、自衛隊や広域消防隊、そして警視庁機動隊などの方々が、文字通り「命がけで」自体収束に向けて懸命に任務遂行しています。
さらには、被災地や被災者受け入れの自治体職員、消防団、日本赤十字、自治会字会など、様々な組織の方々が、この未曾有の災害に立ち向かっています。
この真摯な姿には全世界から賞賛と支援の声が上がっていますことは、同じ日本人として頼もしい限りです。

確かに事故はおきました。
また、非常心理による過剰なマスメディアの報道による、チュエーンメール、そして「火事場泥棒」ならぬ「災害泥棒」や災害詐欺など、餓鬼の如き修羅場の様相には目を覆いたくなります。
さらには、まさにエゴの塊のような風説の流布による、燃料や食料品の買占めなども起きはじめていることも確かです。
同じ日本人として、冷静な行動をお願いしたいと思います。

さらには、いまさら原発の有無や政府の対応への非難を訴えても、現状は変わりません。
万全の態勢をしていても、それを楽々超えてしまう状況というのは。

それを誰が責めることができるでしょうか。

今はこ目前の危機である原発の中で、事態収束に向けて命がけで頑張っている・戦っている方々を温かく見守りたいと私は思います。

Handful of “heroes” battles to keep nuclear plant under control
(一握りのヒーローたちが、原発の制御を維持するために戦っている)


| ryuichi | 23:12 | comments (x) | trackback (x) | さすけねぇ三春! |
「日々是好日」がんばっぺない東北人!
東日本太平洋沖大地震発生から6日目を向かえ、各地の被害の全容が明らかになりつつあります。
また、被災者の方々の疲労も大変なものになっているとお見舞い申し上げます。
三春では、福島原発の詳細が気になるところですがある程度距離が離れているために、日常と変わらない程度の不必要な外出を避けている位で、平穏な日々を過ごしています。

当三春町をはじめ被災地域への救援物資の遅参など、放射能関連の風評被害が発生しつつありますが、
過剰なマスコミ報道や、チェーン・メールやネットからのデマ、風説の流布に惑わされることのないよう、皆さん注意しましょう。
そして、正確な情報を元に冷静な判断と人道的配慮の上での行動をお願いしたいと思います。



当店でも、本日から通常営業です。
心配して様々な方々から電話やメールを戴きますこと、心より御礼申し上げます。

日々是好日(にちにちこれこうにち)雲門禅師
この一瞬のところを大事にせよ。との意です。
禅宗の経典碧巌録の六番目に出てくる話で、
過ぎ去った過去を振り返って見るのではなく、これから先、どのように生き方をし、どのような心持ちで生活をしたら良いのかを、中国の僧雲門禅師は「日々是好日」と言い表しています。

私たちの人生は雨の日もあり、風の日もあり、晴れの日もあります。
しかし、雨の日は雨の日を楽しみ、風の日には風の日を楽しみ、
晴れの日は晴れの日を楽しむ。
楽しむべきところはそれを楽しみ、
楽しみ無きところもまた無きところを楽しむ、
これを日々是れ好日というわけです。
日常の生活の中では、いやなことがいっぱい起こります。
日々好日どころか、毎日が悪日の連続。
自分の不幸を嘆く日もあるでしょう。

自分にとって、どんなに都合の悪いことが起きても、そのことを、どう受け止めていくか、
それが一番大事だと思います。
自分の都合、自分の損得勘定の物差しを離れて、
あるがままに受け止めていく、
つまり、貴重な体験、貴重な反省の機会として受け止められたら、
悪い日がそのままで、好い日に転換するのではないでしょうか? 
越後の僧、良寛は下記の句を読んで日々是好日を言い表しています。

「災難に合う時節には災難に合うがよく候 
死ぬ時節には死ぬがよく候 それが災難から逃れる妙法にて候」
 それがあらゆる災難(なやみ)から解放される妙法だというわけです。
それが日々是好日ということです。
 そして、おかしい時には腹の底から笑い、泣きたい時には手放しで泣く。
それが日々好日の生き方だと思います。
自分のいる場所や環境に逆らわず、その中で、出来ること考えられることを真直ぐに見ることが出来れば、どんなに生きていることが、楽しいだろうと思っています。



がんばっぺない東北!

| ryuichi | 05:42 | comments (x) | trackback (x) | さすけねぇ三春! |
「一期一会」 東北地方太平洋沖地震/お見舞い

本日のお城山

「一期一会」 震災お見舞い

未曾有の震災により亡くなられた方及びご親族の皆様、
お怪我をされた方、家を失った方、罹災された方・・・

皆様に衷心よりお悔やみと、お見舞いを申し上げます。

本日、私は、被災した知人の元へ食料をもって見舞いに行くため、当店は休業とさせていただきます。

福島県災害対策本部・東北地方太平洋沖地震に関する情報(H23.3.16 am7:20現在


「世界ウルルン滞在記」その中で、中島みゆきが歌っている「一期一会」という曲が主題歌になっています。

一期一会の はかなさつらさ 人恋しさを つのらせる。
見たことも無い、人に会う。急いで道をゆく人もあり。
泣き泣き道をゆく人も・・・

忘れないよ 遠く離れても、短い日々も、浅い縁(えにし)も
 忘れないで私のことより、貴方の笑顔を忘れないで・・・

この曲を聴いていると、「成功も失敗も、所詮は「結果」、努力し¬た後についてくるものでしかない」という気持ちになって、「努¬力の旅」を続けていきたい。
という気持ちになります。

「知行合一」「知っていることと、行うことは同じでなければならない」という言葉がありますが¬、「知った」ことだけで「行った」ような気持ちになって、「行う¬」ことを忘れがちな柔な自分に気合を入れな直しています。

我々東北人は復興に向けて、まだまだ自信と誇りを持ってみんなで力を合わせなければなりません。
これから復活していきましょう!
未来のために・・・・・・

この苦悩を みんなで
手をとりあい 助け合って
乗り越えよう

折れそうな心、一度折れても、又つながります。
一人じゃありません。
人と人が支えあいながら
つっかえ棒をしても、添え木をしても、必ずつながります。
それが、人間だから・・・


石見浜田観音寺掲示板より



| ryuichi | 06:41 | comments (x) | trackback (x) | さすけねぇ三春! |
東北地方太平洋沖地震・三春「諸行無常」
本日午後、三春町では先の大震災を受けた福島原子力発電所被災による放射能の大気放出での被曝の可能性の万一の備えとして40歳未満の住民への安定ヨウ素剤配布がはじまりました。
 三春は、福島原発から約45キロ離れていますので、現状での避難及び屋内退避地域には入っていませんが、文字通り「万が一の備え」という解釈です。
 また、不要の外出を控えるなどの告知もあわせて出ています。
 
してしばらくテレビを見ていましたが、繰り返し流れる映像に心が痛み、どんどん不安になっていくのを感じました。
災害は、起こってしまったことありのままを受け入れるしかありません。
不安を煽るだけのマスコミからの過剰・虚偽的な情報や、悪意のあるチェーン・メール等に踊らされること無く、正確な情報からの冷静な行動をとるようにしたいものです。

「諸行無常」
すべてのものは変化してやまないという意味。
平家物語の「祇園精舎の鐘の声、諸行無常のひびきあり」の一節に使われているのが有名で、滅びゆく姿のはかなさの代名詞のように使われています。
往々にして私たちは一面だけでとらえがちなのです。
雪が溶けたり、紅葉や桜が散ったりといった、滅びの場面でだけ、無常観をいだきやすいということです。
 しかし、これだけではないのです。もっと咲いていてほしいのに、いずれ散ってしまうのはもちろん無常です。
ところが、寒々とした木々の早春の枝先が、小さな蕾を結ぶのも無常。蕾が少しずつふくらんでいくのも無常。
そして誇らしげに花開くのも無常。
 人間で言えば年老いるだけが無常ではなく、このまま、かわいいままでいてほしいと願うようなあどけない幼子が、成長して少年になり、やがて青年になっていく。
これも無常。
 楽しいこと、いいことはいつまでも続かないけれど、逆に、どんなにつらく苦しいことも、ずっとそのままではいない、やがて必ず苦しみ悲しみから立ち直っていく。
これも無常。
すべてのものは変化してやまないという真実が、「無常の理」とされています。被害にあわれている方の心労は大変なものだと思います。

今回の大震災で被災された方々、特に生活弱者といわれるの方々は大変だと思います。
そのたびに思うのは人間の無力さです。自然には勝てません。
「諸行無常」ありのままに受け入れるしかありません。
ただ無力な人間ですが、復興する力があるのも人間です。



臨時休業のお知らせ
 明日3月16日(水)は、地震の影響を考慮して事態の推移を見るために臨時に休業いたします。
 

| ryuichi | 14:47 | comments (x) | trackback (x) | さすけねぇ三春! |
「三春昭進堂」東北地方太平洋沖地震への見舞い
東北・関東を中心とする大地震でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈り申し上げます。
 また、被害に遭われた方々に、心からのお見舞いを申し上げるます。
被害の無かった三春町には、相双地区の住民の内約3000名の被災者が、体育館や交流館などに避難しています。
被災者の方々には、不自由な生活の中で不安や苛立ちもあろうかと思いますが、どうか心を強く持って、頑張って下さるよう心より願っています。
 




当店の西手にある旧三春藩主祈願所真言宗真照寺の庭園の池では、北国三春に春を告げる水芭蕉の芽が出てまいりました。
早春の風物詩「真照寺の水芭蕉」の見ごろは彼岸明けから四月初旬となります。

三春の散策の折にお立ち寄りください。



季節は着々と希望の春に向かっています。



「明日があるさ、明日がある、若い僕には、夢がある、いつかきっと、いつかきっと、わかってくれるだろう、明日がある、明日がある、明日があるさ」
坂本九さんが歌っていた懐かしい曲「明日があるさ」
リバイバルやCMソングなどに使われる永遠の名曲です。



歌を聴きながら、私も若い時はイヤなことやつらいことがあったとき「まあいいや、明日がある」と、できるだけ今日のことは忘れて、明日のことを考えたものです。



明日に夢や希望をもって生きることも大切です。
しかし、明日よりも「今を大切に生きる」ということを考えてみますと、私たちはいつでも今を生きているのです。
昨日はもう過ぎてしまいました。明日はまだ来ません。
すると確かなのは今日、そして今だけです。
その一番大事な今をどう生きるか。
二度とやってこない今日を悔いのないように生きることが大切だとおもいます。



三春町の被災者の受け入れ 
三春町では、原発事故の被害に遭われている避難民の受け入れを行いました。
 なお、受け入れを行っている場所と主な地区は次のとおりです。
 現在は、人数が満員であり、町の対応が困難なため、受け入れの追加は行っておりません。

受入場所と地区名

三春交流館「まほら」/双葉町・大熊町・富岡町など
町民体育館/富岡町・大熊町など
三春中学校体育館/大熊町・富岡町など
岩江中学校体育館/大熊町など
中郷小学校体育館/大熊町など
桜中学校体育館/大熊町など
田村高校体育館/大熊町・富岡町など
自然観察ステーション/社会福祉法人友愛会光洋愛成
  (三春町HPより)

被災者の皆様に置かれましては、今日を大切にがんばってください。



| ryuichi | 07:31 | comments (x) | trackback (x) | さすけねぇ三春! |
常磐湯本の金比羅様


先日、所用があり常磐湯本温泉に一泊しました。
宿は、息に入りの定宿「古瀧屋」です。


さすがに暖かいいわきです。梅の花が満開になっていました。

翌日の朝、常磐まで来たのだからということで、温泉街から少し離れたところにある常磐金比羅さまに商売繁盛と家内安全を祈願しに参拝してきました。





境内は、神聖な場所という感じがひしひしと伝わってきます。
もしやこれが、「パワースポット」かなという感じです。



境内には幼稚園があり、子供たちの声がこだまして大変居心地の良い空間です。
湯本の金比羅神社は、社殿によれば室町時代の末期の永正2年(1505年)に四国金比羅大権現の分霊を勧請し祭ったとされています。
海上安全の神とされて船乗りの信仰が厚い場所です。
江戸時代初期の元和2年(1616年)に落雷で消失したまま再建しないでいた所、いわき諸藩の年貢米運搬の船、漁船の遭難が相次ぎ、金比羅様の祟りと噂されました。
そこで、当時の別当が四国の大権現宮へ度々祈願したところ、海難事故が減り神社も明和7年(1770年)に再建されたと記されてあります。





境内には、湯長谷藩内藤家の総鎮守の諏訪神社・磐城天満宮・恵比寿様が祀られています。







| ryuichi | 05:50 | comments (x) | trackback (x) | 蒼龍温泉紀行 |