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三春歳時記「夏の足音」
今年の夏はどんな夏になるのでしょうか。
節電で蒸し暑い夏なってしまうのでしょうか。
でも、私たちが子供時代を過ごした、昭和40年代から50年代はエアコンなんて
ほとんど無くて、井戸水で冷やした麦茶やスイカで涼やかさを楽しんでいました。
冷蔵庫で冷やした夏のお菓子は何よりのおやつでした。



三春の城下町に、田村大元神社長獅子、そして三匹獅子の練習にあわせた太鼓や囃子が聞こえる頃から三春の夏が始まります。
梅雨明けの祭礼には当店の菓子も夏の菓子へと変わっていきます。

夏のお菓子、「葛」や「寒天」を用いたものが主となります。
どちらのお菓子も「透明感」と「ひんやり」とした食感が涼しさを感じさせてくれるものとして大切に古くより用いられてきました。

暑い夏には暑い日なりに目と口で楽しむ涼しさはいかがでしょうか。
近頃のようにどちらの家庭にも冷蔵庫があり、いずれの部屋にも冷房がある時代とは異なり、少しの風の動きにも涼しさを感じ、風鈴の音にもこころを動かされてきた人たちが、こころをこめて「もてなし」として用いてきたのがこうした夏のお菓子であります。



今から五十年程前の人たちは夏の日常生活では井戸水の冷たさより冷たい温度は知らなかったといっても過言ではないと思っています。
それだけにこの葛や寒天を用いた透明な冷たさを感じさせる食感を大切にして楽しさを食べていたと思われます。



美味しい水ようかんは、ベースになるこしあんを上手に作れるかどうかが重要です。
自家製こしあんをふんだんに使った「水ようかん」は、とろけるような口当たりの中にもしっかりとした小豆の風味を楽しめるように工夫しています。
今年もたくさんのご注文をいただけますよう、菓子職人が丹精込めて仕上げました。
お客様に少しでも「涼」を感じていただけたなら幸いでございます。
暑くなるこの季節にぜひお勧めします。


| ryuichi | 05:57 | comments (x) | trackback (x) | 春陽三春歳時記 |
「カート&ブルース+金子あいコンサー」トin法蔵寺


昨夜、法蔵寺で琴と尺八のユニット「カート&ブルース」の東日本震災復興支援ボランティアコンサートが開催され、お手伝いに行ってまいりました。



お寺の本堂という非日常的な空間の中、かえるの声をバックに奏でる琴と尺八の音色は、実に幻想的なものでした。
露の頃の三春城下に、ぴったり合います。



古典から、オリジナルなど一時間半の楽しい時間を過ごさせていただきました。

また、女優の金子あいさんが、歌と朗読でゲスト出演しました。
新内節浄瑠璃名取(鶴賀伊勢藍)という側面もあり、浄瑠璃の一節を披露していただき、大変盛り上がりました。

金子あい
東京藝術大学美術学部大学院デザイン科 環境造形デザイン修了。
デザイナーを経て俳優となる。
和も洋もコメディから古典の語りまで芸の幅が広い。
ショートストーリーと歌を組み合わせたソロライブショーやラジオのパーソナリティーで新境地開拓。
ビジネスマンを中心に「平家物語」の原文の語りを教えている。
能を喜多流 粟谷明生師に師事。
ブログ金子あい日記より



終了後の打ち上げでは、お酒も入り楽しいお話を沢山聞かせていただきまして、ありがとうございました。



さすけねぞい三春!

| ryuichi | 08:27 | comments (x) | trackback (x) | さすけねぇ三春! |
ナショナル真空管ラジオ


毎度毎度、柳沼設備の専務から、松下産業株式会社製真空管ラジオを頂きました。
世界のナショナルです。
早速、店内の装飾とさせていただきました。
しかも、実働します。



すっかり店内にマッチしています。
来るべきものが来た!というかんじでしょうか・・・・

さくけねぞい!三春

| ryuichi | 14:04 | comments (x) | trackback (x) | 昭進堂店内案内 |
「さすけねぞい!三春」三春、葛尾、富岡連絡協議会
昨日、三春町役場にて、富岡町および葛尾村の両自治体が、三春町に役場機能を避難住民の生活を支えていくためには、関係自治体が相互に連携して連絡調整を図る必要があることから「関係自治体連絡会」の会議があったみたいです。
 関係自治体連絡会議とは、富岡町長、葛尾村長、三春町長、富岡町議会議長、葛尾村議会議長および三春町議会議長の6名で構成されていますが、各町村の副町村長、 教育長および担当課長入っています。
一つの自治体に、三つの役場機能が成立というのは日本有史史上初めての試みです。
役場機能ということは、通常役場業務ということで、教育委員会や議会、消防団や保健福祉など全てがはいります。
葛尾村は、貝山多目的広場管理棟に役場機能を移転設営し、仮設住宅を三春町内八箇所に四百八十戸を建設している。
富岡町は自然観察ステーションに役場設営、三春町内六箇所に三百三十戸を建設した。
葛尾や富岡の方々は、以前より当店のお客様も多くいまして、今後も折角縁あって三春町でともに暮らすのですから、仲間として同居していきたいと思います。

尚、先の日曜日6月5日NHKニュースで「原発敷地外の採取した土壌からプルトニウムが検出された」と報道していました。

また、6月5日のNHK:「ETV特集 続報 放射能汚染地図」では、
3月末採取の分析結果から、原発から50キロ離れた福島県田村郡三春町でテクネチウム99mが検出されたこと。
「テクネチウム99mは揮発しにくく比重が大きい放射性物質で、これが長距飛散したということは、もっと比重の軽いプルトニウムは三春町より更に離れたエリアでも降った可能性がある事を示している」
というような内容の番組でした。
放送を見ていると、あたかも三春町が高濃度放射性物質に汚染されもうすめないというようにも聞き取れました。

以前の放映された同番組ですので、ディレクターやスタッフは同じメンバーです。
行き過ぎた内容や番組制作は否めません。
早速、抗議のメールや電話が、三春始め福島県の県民から投げつけられました。

NHKからは、過剰な内容っだたとの謝罪のメールが各自治体へ送付されたみたいです。



NHKの原発報道に関しては震災当初から、情報操作や捏造的な報道が取りざたされていますが、正確な報道を心がけてもらいたいものです。

テクネチウム99mは核医学的に有用な物質で、血流測定剤、骨イメージング剤、腫瘍診断剤の放射線診断薬などに使われているそうです。
体内に取り込まれても、ほとんどが速やかに排泄されるらしいとのことです。

三春は、さすけねぞい!



| ryuichi | 06:44 | comments (x) | trackback (x) | さすけねぇ三春! |
塵壺6月号「仁―JIN―」三春瀧桜千年の教え
 「仁―JIN―」三春瀧桜千年の教え
 震災にもビクともせず、春になれば、当たり前のように花を咲かせる三春瀧桜。
今年はその当たり前の風景がどれほど人々を安心させ、元気づけてくれたことでしょう。
 リーマンショック以来の長引く不況や、雇用不安の中、追い討ちをかけるよう発生した今回の大震災や原発問題・・・是までに経験したことのないような先の見えない状態の中で、余震や原発関連の報道により、全てに於いて自粛ムードが蔓延していました。
「こんな時」だからこそ、生まれ育った古里の美しい風土を愛し、家族や友人・知人と、季節の移ろいを愛でる心の潤いが大切だという思いを感じた方も多かったことでしょう。
 「三春に春は来ないのではないか?」と、心が折れそうになりながらも迎えた桜前線。ふたを明けてみれば、さすが千年の樹齢を誇る国指定天然記念物「三春瀧桜」です。
三春城下までが大渋滞が起るほどの大変な人出でした。
 開花宣言以来、四月いっぱいの約三週間の間、観桜のお客様が多数三春を訪れ、お花見を満喫したことでしょう。来町した自家用車のナンバーを見ると、県内や近県に混じって、首都圏ナンバー車も例年通りに見かけました。風評なんて「どこ吹く風!」です。
今回改めて思ったことは、お客様の「饅頭を持って震災見舞に行ってくっぱい」と言う笑顔、大切な方々へ甘いもので心を少しでも満たしてあげたいという「仁」の心が、ご来店につながっているのだということです。
震災直後の食料品や燃料などが品薄のときに、食べ物は橋長魚店で「普段通りとはいかないまでも困ることないよ」と食に窮することはありませんでした。
また、ガソリンも、ヤマサンさんに「大丈夫かい?」とこえをかけていただき、灯油もなかやさんから「お彼岸がすぎには入荷してくるから心配しないで」と安心の声をかけていただきました。まさしく「仁」の心なのでしょう。
普段のお付き合いの大事さ、そして心にかけてくれる人のいる安心と幸せを感じました。
「仁」とは、深い人間愛に包まれた思いやりの心です。
人の道を示す普遍的な価値観であると解釈して相手の立場、相手の気持ちになって考えられることです。即ち人の心の温かさにほかなりません。
厳しさの中に温かさ思いやりの「仁」の心を大切にしたいものです。
商人が「仁・・・他人を思いやる心」「義・・・人としての正しい心」「礼・・・相手を敬う心」「智・・・知恵を商品に生かす心」という4つの心を持っていれば、お客様の「信・・・信用、信頼」となり、この「五常の徳」で、商売は繁盛するのだと商いの師匠に教え込まれました。
「商人は商人らしく、ただひたむきに仕事に執心することが人格形成につながるのであり、決して目先の利益やひとときの我欲に惑わされてはならない」ということなのでしょう。平常を取り戻そうとするお客様に、いつもと同じサービスで応える。
それが商人としての勤めであると言う事を痛感しました。
そして先行きの見えないこんな混迷の時代だからこそ、その場しのぎの安易な小手先の改革ではなく、いま一度商人の原点を見つめ直し、実践することの必要性を改めて瀧桜やお客様、そして三春の先輩に教わったような気がします。
  「敷島の大和心を人問わば、朝日に匂う山桜花」本居宣長
    蒼龍謹白     がんばっぺない福島!
              合掌



| ryuichi | 05:17 | comments (x) | trackback (x) | |
滑川温泉「福島屋」骨休み


休みを利用して、骨休みとばかりに、米沢十湯に数えられる滑川温泉福島屋にいってきました。
福島市から米沢へ向かう国道13号線から,板谷駅へ向かい、さらに山道を8kmほど進んだ場所にある温泉旅館です。
朝日旅行主宰の日本秘湯を守る会に登録している旅館で,冬の間は雪のため閉鎖となります。


米沢十湯のひとつ滑川温泉は、500年ほど前に平家の侍斉藤盛房が前川で滑って転んで温泉を発見したという由来があり、開湯はそれから200年以上たった宝歴13年のこと。当時の上杉藩主の許可を得て、一軒宿の福島屋は湯治場として栄えてきたと案内板にありました。



混浴の内湯と女性専用の内湯があります。
混浴の内湯は石造りで15~6人が浸かることのできる大きさ。
湯口からは無色透明の湯がかけ流しになっていますが、湯船ではきれいな乳白色の湯になっています。
露天風呂からは、眼前の川の流れがよく見えて、気持ちがいいです。


夏などこのまま川に降りて水遊びもできるかな。

食事は部屋食になります。


お膳を三つも運んできてくれたのには、ちょっとびっくりしました。
献立は、岩魚の塩焼き、鯉のあらい・うま煮、きのこなど山の宿らしい食事でおいしくいただくことができました。

事前に予約した米沢牛のステーキを。にんにく醤油で食べますが、これは絶品です。




宿の前には大きな滝があり、なんとその水を利用して自家発電を行い、宿の全ての電気を、この発電機でまかなっているそうなのです。



帰りに駐車場に歩きながらふと見上げると、目の前の小高い巨石の上に鎮座する社を発見しました。
宿の方に聞くと、この付近一帯の温泉を祀った温泉神社だそうです。



帰りに、日本三不動尊という、福島にある中野不動尊に参って「家内安全」「商売繁盛」を祈願しました。



| ryuichi | 06:17 | comments (x) | trackback (x) | 蒼龍温泉紀行 |