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「生きる指針」 “あるがままに老い、死ぬということ” 松久保秀胤著  2day




「7day ブックチャレンジ」  2day

「生きる指針」 “あるがままに老い、死ぬということ” 松久保秀胤著

この本は、もう20数年来、折に触れ読み続けている元法相宗元管長、薬師寺元管主で、現薬師寺長老・長野蓼科聖光寺住職の松久保秀胤老師著の本です。

“夢は叶う”と申しますが、出来ますことならば松久保老師お会いしてお話を拝聴したいとずっと思っていましたら、ご縁があり松久保老師が三春へお越しくださり宴席を共に過ごさせていただきました。

http://otarimanjyu.com/blog/index.php?e=2429






松久保老師が就職を務める聖光寺(トヨタ自動車株式会社の祈願寺)の役員の皆様と磐梯造園様と~ 於いて三春若松屋




春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍


| ryuichi | 04:10 | comments (x) | trackback (x) | 🌸三春藩主秋田家祈願所 真照寺::方丈庭園 平成の大改修 |
初夏の真照寺 方丈の池酸素弁



初夏のころ三春城下新町の真照寺の山内は、新緑に蔽われ植樹が進む方丈庭園も色鮮やかにお化粧が整ってきました。


春の桜の季節には華やいだ三春城下もこの時節となるといつもの静寂が戻り、観桜お客様であふれた小さな城下町が嘘のような穏やかな時間が流れています。

三春藩主祈願所という宇内、静寂の中に響き渡る小鳥のさえずり、水面煌めく木漏れ日、優雅なせせらぎなど、時間を忘れてしまうほどの自然魅力に包まれ心が洗われていくようです。





ちょっと早起きをして、朝の三春へ出かけてみませんか?

目覚めたばかりの青もみじや花はひときわ輝いて見えて、いつもと違った風景が広がります。


小鳥のさえずりや水のせせらぎをBGMに、気持ちも晴れやかな初夏の一日が始まります。





方丈の池ではあやめが咲き始めています。


池をご覧ください、水面に泡が出ています。

池の水に酸素を送り込む空気弁を取り付けました。


着々と庭園整備が進んでいます。




磐梯造園さまが創り出す上質な空間が佛の教えを演出しています。


次世代へ繋げる、百年後を見据えた庭園整備です。






過去を振り返ると悔やむことばかり…

しかし、流れ出た水がもとに戻らないように、過ぎ去った時間を取り戻すことは出来ません。

水は何ものにも逆らわないで高い所から低所へと流れてゆきます。

時には、踏ん張ることは大切です。

それでも、踏ん張りきれなかったら、流れてゆけばいいではないのかなあと思っています。

“流されること”と“流れること”では本質的に違いますよね。





春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂


| ryuichi | 05:12 | comments (x) | trackback (x) | 🌸三春藩主秋田家祈願所 真照寺::方丈庭園 平成の大改修 |
「真照寺平成の方丈庭園整備事業・池改修工事落慶式」



「真照寺庭園整備事業池改修工事落慶式」


旧三春藩主秋田候の祈願所である、真言宗智山派 正式には、東門院日乗山真照寺の庭園整備事業が進められています。

その核というべき方丈池改修工事が完成し、昨日その落慶式が行われました。





私も、塵壺に掲載したご縁によりご案内を受けましたので、喜んで出席させていただきました。


 



丁度お盆前のお施餓鬼法要の時節となっていましたので、檀家さんが一堂に会しての落慶法要となりました。





改修された池に会し、落慶の法要を檀家さん方が見守っています。

長年にわたる悲願達成です。


江戸時代は三春藩主祈願所として三春藩を挙げて手入れをしてきたこの庭園ですが、明治維新・廃藩置県ご当寺に任されていました。

城下や根本、御木沢、熊耳などの、檀家さんによって守られてきました。





戦前、大雨で裏山が崩れ氷を作る池や池端にあった弁財天などが倒壊します。

また、池の補修は、現山岸住職の帰山された約30年前。

本堂改修の折に実施して以来です。





本堂での式典では、作庭にあたられた磐梯造園さま、社長渡辺公道さま、現場監督の佐久間瞳さま、灯篭寄進の佐久間佳子さま、渡辺金一さまに感謝状が贈られました。





精進上げでは、先の成田山講中にど同行させていただいた檀家の皆様と、池落慶を祝い楽しい時間を過ごさせていただきました。

また、随喜寺院として来山された郡山市麓山にある愛染寺さまには、様々なお話をいただき、ありがとうございました。

兜の前立てに「愛」の文字をつけている戦国期上杉家の家老直江兼続が好きで、長男の名前を兼続としているものですから、愛染明王をご本尊とする愛染寺さんには、初対面乍らついつい親しみを覚え、親しくてさせていただきました。

あらためて御礼申し上げます。





磐梯造園さんからの祝い酒です。

磐梯銘酒「雪中貯蔵酒」で一献!

 合掌



春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍



| ryuichi | 07:14 | comments (x) | trackback (x) | 🌸三春藩主秋田家祈願所 真照寺::方丈庭園 平成の大改修 |
真照寺の山百合28 真照寺方丈庭園池泉回遊式庭園を眺めながら



方丈庭園の整備が進む、旧三春藩主秋田家祈願所である三春城下新町にある東門院日乗山真照寺の山百合が咲き始めました。

凛と咲く姿がとても美しく、甘く妖艶な大人の華香りが境内を埋め尽くしています。





池泉回遊式庭園として作庭が進む方丈の池では、一時は枯れたかとおもわれた井戸が復活して、池に注ぐ水量が増えました。
これにより水質の改善が図れそうです。



親方に指さされた先には、石のテーブルと椅子が・・・・



住職からの提案とのことですが、以前の山門前にあった一枚岩の石橋をテーブルにしては?とのことでしたが、アーチのついた石橋岩ではコップが置けません。
ということで、急遽フラットな一枚岩を持ち込んでテーブルを設えたという次第です。





本堂の階段の補修です。
以前より雨だれが当たりタイルが痛んでいました。
ここを、御影石張りに補修です。




ここは左官屋の哲っつあんの腕の見せ所です。





哲っつあんから「左官」のいわれを拝聴することが出来ました。

もともとは盛んというのは「沙官(しゃかん)」と呼ばれたお坊さんで、緋の衣をまとって仕事をしていたそうです。
左官を“しゃかん”と発音する職人さんがいますが、訛っていたわけではないんですね。




初夏、梅雨明け前のこの時期、新町は田村大元神社祭礼が終わりいつもの静寂が戻ってきました。

夕方になると、山百合の妖艶な香りが境内に立ち込めて幻想的な雰囲気に包まれ、蜩の蝉しぐれの中、カッコーや夏鶯、山鳩など野鳥もお出迎えいたします。



真夏の夕刻、真照寺方丈池泉回遊式庭園を眺めながら、蝉しぐれの中で冷えたビールで一献!

ヤマユリの妖艶な香りが華を添えてくれそうです・・・・乾杯!


春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂





| ryuichi | 05:10 | comments (x) | trackback (x) | 🌸三春藩主秋田家祈願所 真照寺::方丈庭園 平成の大改修 |
真照寺山内の幾何学模様・・・



真照寺山内の幾何学模様


今朝、いつも通り真照寺に散歩に出かけると、何かが違っていました。

境内に半分に、幾何学模様を呈した盛り砂の大群があるではありませんか!




これは、巨大モグラ?

宇宙人の悪戯か?

心霊現象か?

何者の仕業なのか?





いやいや、現在作庭中の真照寺方丈庭園整備の一環で、境内に山砂を一面にひく途中の光景でした。

さすがは、”作庭の匠”磐梯造園の親方の仕事ぶりを垣間見ることができました。

匠の技には、途中の仕事もきれいなんですね。



夏の山内を彩る”やまゆり”は、まだつぼみです。




紫陽花も今を盛りと咲き誇っています。



春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂



| ryuichi | 05:44 | comments (x) | trackback (x) | 🌸三春藩主秋田家祈願所 真照寺::方丈庭園 平成の大改修 |
「真照寺方丈庭園平成の大作庭」 磐梯造園の匠の技


三春五万石藩主秋田家祈願所である真照寺の方丈庭園の修復作庭が大詰めを迎えています。

「真照寺方丈庭園平成の大作庭」の目玉である藩主好み方丈池の工事が終わり、池の水が澄んできました。




澄み切った湧き水によって池底が見え、山ノ神磐梯造園の匠の技が見えて来ました。





見えないはずの池底に巨石をいくつも設え、セメントを注入せずに目の細かい山砂だけで整えています。

親方は「水が澄んで池底を見えたときにカッコ悪い!後世の職人に笑われる!」と云って一切妥協せずに損得無しの工法をとってくれます。

「恥ずかしい仕事は出来ない!」




俗っけの多い私などは、身の引き締まる思いです。
本当の男の仕事、そして男の生き様凄さというものを見させていただきました。ありがとうございます。




アジサイも見ごろを迎えています。

皆様方のお越しをお待ちしています。


春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂


| ryuichi | 05:10 | comments (x) | trackback (x) | 🌸三春藩主秋田家祈願所 真照寺::方丈庭園 平成の大改修 |
真照寺方丈庭園作庭記 瀧完成 作庭の匠磐梯造園親方の教え


三春藩所祈願所 真照寺方丈庭園作庭記 瀧完成

”山の神”こと磐梯造園社長の渡部公道親方による作庭も大詰めを迎えました。

損得抜きの仕事は、言葉遊びではなく石材や砂、そして砂利など資材を投じての作業です。

真照寺の檀家さんはじめ方丈様、そして観光で三春を訪れるお客様のために恥ずかしい仕事はできません。
十年後、百年後の方々に笑われる仕事はしたくないんです・・・

そしてその仕事ぶりを、愛弟子たちに焼き付けるための先行投資ですよ・・・と豪快に笑って話してくれます。

まさに、今後の愛弟子たちの展示場ですね。





方丈池には水が張られ、瀧が完成いたしました。

親方の思いを知ってるんでしょう、左官屋の哲っつあんの手助けを借りて作業に当たる、息子さん夫婦や愛弟子の瞳の真剣な眼差しで作業に当たっています。




後は数年計画で庭木を植樹して、完成を見る予定です。

今回の仕事をまじかで観させていただきまして、作庭というのは十年先、五十年先、そして百年先を見越しての仕事なんだと心に刻みました。





池の水も二か所川清水が湧き出していますので、数日後には石が現れ、砂が落ち着けば澄み切った水か方丈池を満たしてくれることでしょう。


春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂

| ryuichi | 05:10 | comments (x) | trackback (x) | 🌸三春藩主秋田家祈願所 真照寺::方丈庭園 平成の大改修 |