2011-12-21 Wed
昭和49年5月放送
NHK「新日本紀行・山の 城下町で」【ナレーター】福本義典
山の城下町~春の訪れを告げる八幡神社祭礼~です。
約40年前ですかね・・・・
私が子供のころ、祭礼や盆踊り、そして街並みなど、テレビの収録が三春各地で行われていた時期があります。
当時「ディスカバー・ジャパン」小京都・小さな鎌倉
山陰の小京都と呼ばれた津和野は、水路に鯉が泳いでいることは当時有名になリました。
今でも、津和野での、この風情は素敵ですね!
それまでは、若い女性が旅行をすることは日本ではあまりなかったのですが、1970年の
大阪万博で国内旅行が定着し、その後当時の国鉄が「ディスカバージャパン」のキャンペーンを始めました。
ディスカバー・ジャパンとは、1970年10月から、当時の国鉄が大阪万博後の旅客減を想定して始めた、紙媒体および映像による一大キャンペーン。
名所や旧跡を急いでまわるのではなく、郷土料理や、名産のお菓子をゆっくり楽しむ
“癒し”がテーマの旅。
川端康成のノーベル賞受賞講演をもじった「美しい日本と私」なるコピー、作詞家の永六輔出演のTV番組『遠くへ行きたい』とのタイアップなど、新しい広告戦略が展開された。
キャンペーン全体として、陰りを見せ始めた、これまでのような団体旅行ではなく、個人旅行の増大をもくろんだものであった。
そのため、「日本の発見、自分自身の再発見」がキャンペーンのテーマに設定されます。
同じころに、ファッション雑誌“an・an”“Non・no”が旅先を紹介し、1978年の山口百恵の「いい日旅立ち」のヒットでブレイクしたのは、覚えている人多いんじゃないでしょうか。
アンノン族とは、1970年には『アンアン』、翌71年には『ノンノ』が創刊され、両誌は各地の「小京都」「小鎌倉」金沢や高山、倉敷・萩・津和野・小樽、そして三春などの街並み、信州の宿場町妻籠・馬籠などを特集した。
これにより、若い未婚女性の個人もしくは小グループでの旅行というスタイルが生まれ、同キャンペーンの相乗効果で、“アンノン族”と呼ばれるようになります。
当時は、まだ“おやじ”が旅の中心で、旅行といえば夜の大宴会が楽しみでしたが、歓楽色を廃し、女性観光客を呼び込むことができるかどうかというわけで、「アンノン族」に紹介された観光地は、いわゆる「小京都」「小鎌倉」とよばれるような、落ち着いた静かな歴史を感じさせる“おしゃれで静かな街”でした。
当時、「アンノン族」が訪れた観光地は、今でも「何々の小京都」「何々の鎌倉」と呼ばれるところが多く、いまでも素敵なところが多いですよね。です。
さすけねぇぞい三春!
| ryuichi | 05:47 | comments (x) | trackback (x) | 🌸三春城下八幡町::八幡神社 |
2011-12-20 Tue
三春城下末、八幡町にある八幡神社春季祭礼の長獅子による先払い宮立の様子です。
こちらも約20年前の映像になります。
八幡町は、この八幡様があるから八幡町という町名になりますが、江戸期の秋田公との関係により、村社として城外に建立されています。
古の昔、東北に北の王国を築き、五大洲(世界各国)と交易をしていた秋田公の祖「安倍氏」が、「前九年」「後三年」の役により源氏によって滅ぼされたことに由来します。
八幡様とは、源氏の氏神です。
「10年は一昔」といいますが20年となると懐かしさが倍増です。
みんな若い!
さすけねぇぞい三春!
三春昭進堂 髙橋龍一
| ryuichi | 06:13 | comments (x) | trackback (x) | 🌸三春城下八幡町::八幡神社 |
2009-04-14 Tue
八幡町鎮守 八幡神社 旧八幡宮
神社明細書によれば天文年間京石清水より勧請とあり、三春田村氏二代隆頭の治世で、愛姫が生まれる一寸前の時期にあたります。
三春の市街地は桜川の氾濫原を埋め立てた所で、八幡町の現国道は、八幡小路とよばれた細道でありました。
八幡宮の参道は、雁木田西奥の桜川右折部から設けられていました。
雁木田から八幡町下手、丈六から鶴蒔田にかけては、かつては湿田が拓かれていたと思います。
八幡といえば武の神と思われがちですが、もともとは開拓の神で、これらの田畑の守神として勧請されたのでしょう。
恒武天皇が即位したとき勅使を宇佐八幡宮に遣わして大菩薩の尊号を贈り、南無八幡大菩薩の称名はこの時に始まります。
宇佐から京都石清水に勧請の際、西国筋に多く祀られ、源氏の氏神となって鎌倉に勧請されると東国にも数多く祀られて、神は八幡といわれる程になりました。
三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 04:34 | comments (x) | trackback (x) | 🌸三春城下八幡町::八幡神社 |
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