2019-12-05 Thu
三春町各宗派寺院和合会の令和元年歳末托鉢が行われました。
当店には、真照寺様の托鉢です。
毎年この時期に行っています、歳末助け合い募金の托鉢。
歳末托鉢の短冊には「露の身は ここかしこにて 消えぬとも 心は同じ 花のうてなぞ」としるされていました。
浄土宗の開祖である、法然上人の御歌です。
世に棲むということは、草葉に現れては消える朝露のようなはかなもの、
たとえ互いの身が何時、何処で、どちらが先に果てようとも、共に極楽浄土で又お会いすることが出来るという意味だと訳されています。
何かと気ぜわしい師走です。
一片の歌に心が安らぎます。
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 05:16 | comments (x) | trackback (x) | 🌸三春町仏教宗派和合会 |
2019-04-05 Fri
平成最後となる三春町各宗派仏教和合会の春の托鉢です。
今回の短冊には、「月かげの いたらぬところはなけれども ながむる人の 心にぞすむ」としたためられていました。
調べてきますと、浄土宗の開祖である法然上人の短歌でした。
直訳すれば、「夜ごと現れる月の光は、地上をまんべんなく照らし、どこの里に降り注がれています。しかし、夜空に浮かぶ月を意識して眺めない人には、その月の光はわかりはしないでしょう。」ということになるんだと思います。
仏教の教えとすれば、「仏様のお慈悲は、夜空に浮かぶ月のあかりと同じように、あらゆる場所、すべての人々の心を照らしています。そして、仏に帰依するものはだれをでも救済されます」という慈悲の心を詠んだ詩と解しました。
また一つ心が洗われました。
脱帽して御礼を申し上げましたが髪の毛がエライことになっていたので着帽して撮影させていただきました。
体型共々、ご了承のほどよろしくお願い申し上げます〜〜
毎回ですが、和合会托鉢の短冊には、様々なことを教えていただきます。
特にこの時期は、忙しさのあまりついつい自分を見失いがちになりますが、今年もこの短冊に自分を見失いかけていることに気づかせていただきました。
私も、もう一度、あるべき姿をじっくり考えてみようと思います。
三春城下にある11ヵ寺のお寺さんが集う三春町仏教和合会。
各宗派を超えたお寺さんの会です。
毎年、5月5日の端午の節句である子供の日に行われる稚児行列、そして歳末助け合いへの浄財を集めるために、和合会加盟のお寺の和尚さんたちが、年に二回の托鉢を行っています。
みはる春まつり
「はなまつり 2019」 お釈迦様の誕生日 稚児行列
三春町各宗寺院和合会・三春町各宗寺院護持会
・平成31年5月5日(祝こどもの日・金)
・集合場所 三春城下大町「三春町交流館まほら」 午前9時30分集合
・参加費用 3500円 子供一名様 昼食・衣装・写真(稚児・保護者附添一名)
申し込み場所 三春町各宗寺院和合会各寺院
真照寺・州伝寺・天澤寺・紫雲寺・福聚寺・法蔵寺・光善寺・龍穏院・華正院・高乾院・菊川屋・三春町商工会事務局・松葉屋
各自の用意 白足袋 草履、帯
・前日の5月4日午後4時より、冠・衣装をお渡しいたし、簡単なお遊戯(踊り)指導いたします。
稚児行列に参加されるお子様と保護者の方のご出席をお願いいたします。
申込用紙は、新聞折り込み他申し込み各寺院のございます。
春陽郷三春城下御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
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