2020-12-08 Tue
本日火曜日は定休日となっております。
またのご来店をお待ちしています。
只今、新製品に向けての焼き印を試行・製作中です。
三春駒をモチーフにしています。
改めて三春駒に向き合っています~
佐藤酒造の地酒「三春駒」を嗜み乍ら~
今日12月8日は、日米開戦のきっかけとなった真珠湾攻撃の日ということもあり、今朝のNHKニュース番組内での特集で、沖縄戦の特攻隊の攻撃で沈んだアメリカ海軍掃海駆逐艦USSエモンズの海底調査映像と、日米の兵の証言などを放送していました。
近くに沈んだ特攻機の残骸があり、そのエンジンから九八式直協偵察機と判明、パイロットは陸軍飛行隊の教官達でした。教官といっても20代前半の若者たちです。
高度な技術を持った若い教官たちが一撃必殺の特攻で散っていきました。
1945年4月6日の出撃(菊水壱号作戦、陸軍特別攻撃隊“誠隊”36・37・38所属の)所属、最大速度: 349 km/h足らず、旧式の2枚羽根プロペラを持つ九八式直接協同偵察機 特攻時は、機体軽量化の為に機銃を下ろし胴体下に500 kg爆弾×1 を搭載していたようです。
沈没した軍艦間の映像から、特攻機を迎撃するエモンズの大砲はすべて水平方向を向いたまま海底に沈んでいた。
即ち、機銃掃射や砲撃を回避するために特攻機は水面スレスレの低空飛行で突入したということを示しています。
また、多方面からそれぞれ突入しており、旧式化した偵察機、しかも500キロ爆弾という超々重量オーバーの爆弾を抱えての離陸するのもやっとという機体を使っての低空飛行といい、これは相当高い飛行技術がないとできない技です。
凄まじい対空砲火の中を、海面スレスレの低空飛行で敵艦めがけて突っ込んで行く特攻機の操縦員・・・・
昼間は強気なことを言ていても、寝所に入ると死・生との思いが去来する」と人間としての特攻隊員の手記も紹介されていました。
国の存亡を賭けた大戦争に臨んで武運拙く散華されたき若き搭乗員たち。
彼らの胸の内を今ではうかがい知ることは出来ませんが、4式では無くて、1式でも無く、練習機としてもつかわれた九八式直接協同偵察機・・・
朝から涙が止まりませんでした。
国の行く末と家族を思い国難に殉じたすべての英霊のご冥福をお祈りいたします。
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 05:21 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |
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