2021-03-17 Wed
「雪村シンポジウム2021」
会期
2021年4月17日(土)13:30~15:30
●会場
福島県三春町 三春交流館「まほら」まほらホール
●主催
一般社団法人 日本アート評価保存協会
●共催
三春町教育委員会
●後援
三春町、NHK福島放送局、福島民友新聞社、郡山市、郡山市観光協会、
郡山市教育委員会、公益財団法人諸橋近代美術館
●基調講演ならびにシンポジウムパネラー
河合 正朝(一般社団法人 日本アート評価保存協会代表理事・千葉市美術館館長)
林 進 (文学博士・(元)大和文華館学芸員)
河野 元昭(一般社団法人 日本アート評価保存協会評価委員・静嘉堂文庫美術館館長)
●司会進行
安村 敏信(一般社団法人 日本アート評価保存協会事務局長・北斎館館長)
#雪村シンポジウム #三春 #雪村庵 #画僧
後ろの不思議な構図の絵。
私のお気に入りのは室町時代の画僧雪村周継筆「呂洞賓図(りょどうひんず)」の絵です。
呂洞賓は、道教における仙人の一人です。
自分の名前に龍の字があるせいでしょう、龍に乗り両手を広げ、龍を完全に掌握して自由自在に操リ、はるか上方を見つめる呂洞賓に、自分を投影してしまいます。
当店女将の女房殿が呂洞賓となり、龍の姿の私を手の上で遊ばせている様です♪
大ヒット映画「鎌倉ものがたり」の小道具としうて「火の玉」饅頭をせいさきしたことがありました。
三春も”東北の鎌倉”と呼ばれる小さな城下町です。
鎌倉と名前が付いた映画の協力を三春の小さな饅頭屋が手掛けるというのも何かの御縁なのでしょう・・・。
映画の冒頭、鎌倉の夜祭りの屋台や黄泉の国茶屋の飲食シーンのバックにしっかりと仕事をしています。
この映画の中で表現される「黄泉の国」あの世ですね、この情景が、三春室町末期の画僧雪村の晩年の傑作「金山寺図屏風」を彷彿させてくれます。
金山寺は、志那・揚子江中流の島にある禅寺です。
三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 04:34 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |
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