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令和4年 新春のお慶びを申しあげます。




新春のお慶びを申しあげます。


お客様各位に於かれましては、旧年中は御贔屓を賜りましたこと、重ねて御礼を申し上げます。

本年も、変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。



三春昭進堂の初売りは、1月2日(日) 午前8:00 開店です。

心ばかりの粗品を御用意して皆様のご来店をお待ちしています。







いちご大福です。

新春二日の「初売り」からの販売となります。





御満足饅頭(おたりまんじゅう)
徳山和尚来たり 点心求む

心不可得に参じ 画餅不充飢を学ぶと

まずは御満足饅頭(おたりまんじゅう)召し上がれ 

お茶をどうぞ

身土不二 三春の味 如何 安心満り足る

島根浜田観音寺住 花吉道久老師



上記は、妻の実家のある島根県浜田市曹洞宗の古刹、紅蓮山観音寺の方丈さまより頂戴した、佛詩「御満足饅頭(おたりまんじゅう)」です。


この佛詩を毎朝夕に拝し、私たち三春昭進堂のスタッフ一同はこの詩のような菓子を造りたいと、日々研鑽をつんでいるところです。







三春昭進堂のお菓子は、美味しさにこだわって、高級材料を使い、一つ一つ丁寧に造っています。

「よりやわらかく、より美味しく、より御満足頂ける饅頭造り」を目指して、創作菓子にも力を入れ、日夜菓子造りに励んでいます。

和菓子の原則は素材を生かすことです。

素材が良くなければ、良い職人の腕を以てしても良い和菓子はできません。

風味や歯ごたえなど素材の持ち味も美味しさの重要なポイントと考えています。


「身土不二」という言葉があります。

これは体の健康と風土とは分かつことができない、日本の風土で育ったものが身体に馴染み、健康に良くおいしいという意味です。

厳選された国内の素材を使うことがお客様の健康にとっても第一だと考えています。

 もうひとつ大切にしているのは旬です。

春夏秋冬、季節は移ろいを感じさせる旬の素材は和菓子の世界にとってなくてはならないものです。








 また、着色料、防腐剤、その他の添加物は使っていません。

少々色が鮮やかでなく、日持ちがしなくとも、それが自然の姿だと私どもは考えております。

もともと、餡は保水力があり砂糖を加えたものは腐りにくいという特徴があります。

当店の和菓子はほとんどが職人による手作業でつくられています。

手作りにこだわるのは、薄利多売による品質の低下を憂いているばかりでゃなく、その日その日の温度、湿度によって微妙な加減を加える必要があるからです。  

自然の素材は毎年、作柄が違います。

特に餡の原料となる小豆は、秋の早霜で小豆の成長を止めてしまうなど、気温や日照時間や降水量によって風味や品質が左右されるデリケートな作物です。






季節の素材も形をかえ、色、香をかえてゆきます。

 このため、職人が経験と勘を頼りに微妙に加減して、季節に合った味に仕上げています。

旬の姿やおいしさをそのまま受け継ぎつつ、最高のおいしさを引き出すため日々、職人は腕を磨いております。

人の手は最高の道具です。

人は手を動かすことによって知恵がついたと言われています。手で何かつくり出すことは、人にとって大切なことなのではないでしょうか。







接客も気持ちよくお買い求めいただけるよう、明るく親切、笑顔で思いやりをモットーにおもてなしを大切に心掛けています。

地元の信頼できる材料でお客様に喜んでいただける和菓子をつくる時の充足感、そしてお客様から寄せられる感激の声が励みとなり、さらなる精進への意欲が生まれます。 

手作りだからこそ味わえる職人、そして商人名利につきると思っております。







店主 蒼龍謹白




三春昭進堂 正月休みのお知らせ

1月4日 (火) 正月休み

1月5日  (水) 正月休み  

1月6日 (木) 正月休み




春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍 髙橋龍一



| ryuichi | 01:22 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |