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令和6年度 倫理経営講演会  郡山市倫理法人会   「経営力を磨く~時代が求める心の経営~」




令和6年度 倫理経営講演会  郡山市倫理法人会 

 「経営力を磨く~時代が求める心の経営~」


私はビジターでの聴講です。



「経営力を磨く」 ―時代が求める心の経営一


① 多様な「経営」

経営という時、日本では一般に企業の経営と理解されることが多いようである。企業とは生産や営利を目的として計画的に事業を継続することである。経営とは計画を立て、継続的に事業を遂行することで、特に会社や商店などの経済的活動を運営することであるとされる。
-中略ー
しかしもともと経営とは努力して物事を営むことであるから、たんに企業のことばかりではない。
国家、民族、学校、察、病院、ボランティア施設(団体)、慈善団体、各種公益法人、家庭等、企業とはいえない団体や集合体にも経営は広く存在している。
*丸山竹秋『新経営倫理学』


② リーダーの教育力
…・・・・・集団を率いるリーダーにとっても、教育力は不可の要件である。たとえば経営者がそうだ。
教育力の乏しい経営者が率いる企業に、人材は育たない。人材が育たない企業に発展はない。真の発展を目指すのであれば、経営者やトップは、みずからの教育力を高めることが必要になってくる。*丸山敏秋『教育力』


③ 社長の器
企業も事業も「人なり」と言われます。とくに会社・組織のトップである経営者の人間力が、経営を左右します。「会社は社長の器以上に大きくならない」と言われるのもそうで、「器」とは人間力の大きさにほかなりません。
*丸山敏秋『日本創生への道』







④ 的なリーダーたち
・・・・企業経営者をはじめとする魅力的なリーダーたちは、明るく、素直で、偉ぶらず、問ることがない。前向きで、融和的で、穏やかで、優しい。
一中略
その人格が無私の精神に裏打ちされているからこそ、そのような人間性が発露するのだろう。
*丸山敏秋『経営力を磨く未知への旅I』



⑤ 倫理経営とは
「経営者が純粋倫理という生活法則をよりどころ、手本にして、トップリーダーとしての人間力を磨き高める、その力を土台にした経営である」
*丸山敏秋著『日本創生への道』



⑥ 倫理とは
倫理を守るということは、生活とかけ離れたことではない。人と人・人と物・人と自然現象と、今日の生活に一分時もはなれることのできない、最も手近な、最もたやすい、最もたのしい暮し方、これが倫理生活である。
一中略一

倫理は「なかま」、理は「すじみち」。人間が二人以上集まって、なかよく暮してゆくすじみち、それが倫理である。
*丸山敏雄『サラリーマンと経営者の心得』



⑦ 心の経営
純粋倫理は行為する人の外形ではなく、内面の心のありよう、気持ちの持ち方に基づくところに、きわめて大きな特色がある。
一中略


心(気持ち)の持ち方で行動が変わる。行動が変われば、事の成り行きも変わってくる。人の出会いが変わり、境遇や運命までも変わってくる。
倫理経営は、心の生活法則(純粋倫理)に基づいた経営であるゆえに「心の経営」と呼ぶことができる。
*丸山敏秋『倫理経営原典』



⑧苦難の本質
苦難は人を苦しめるためでも、殺すためでもない。正しく生かし、ほんとうの幸福の道にたちかえらせるためのむちであり、照明であるのです。
*丸山敏雄『万人幸福の栞』




⑨人は鏡

目上が目下に対してもつべきものは、愛である。長上者としてもつ愛といえば、聖人賢者の愛のようなものを考えて、尻ごみする場合がないでもない。

だが実はそうではない。実践は、簡単なところから始まる。目下のだらしなさを、喜んで始末してやることである。そうした心になった時、事情は好転してくる。
この愛の真心を知った時、人は自ずからにして変わらざるを得ない。
*丸山竹秋『生きる道』




⑩事業家の要件
・・・・事業は欲心で左右されるようなものではない。ただせずにおられず、仕事そのものがすでに無上の喜び、無限の恵みであって、歓喜にみちて働く、そこに事業はおのずから成功し、金銭は自然に集まるのである。
*丸山敏雄『万人幸福の栞』




⑪ 原点を重視する

開店の日のいきごみと、友人のよせられた厚意を忘れるから、少しの困難にも、気をくじかせる。終始一貫ということは、成功の秘訣であるが、これが出来ないのは、皆本を忘れるからである。 *丸山敏雄『万人幸福の栞』

⑫ 事業は「波動」のごとく

およそ事業というものは、失敗し、成功し、失敗し、成功して進むのが世の常である。波動をなし、リズムをなして進んでゆく。
失敗したときは、之を喜んで受入れ、喜んで見つめると、立派な宝玉を拾いだすことができる。
成功したときは、有難くこれをおし頂き、つつしんでおごらぬようにしておれば、またそこに良き教訓が得られる。失敗はつねに成功とつながり、成功をバックにして存在するのである。 *丸山竹秋『生きる道』


⑬ きっと始末がつく

環境に生起するあらゆる困難、また研究、事業等にまつわる幾多の苦難、行詰りなど、これらはすべて進行を促進する機縁でないものはない。起きたことは、きっと始末がつく、乱れたものは、まとまり、もつれたものは、とけるのである。
*丸山竹秋『生きる道』






| ryuichi | 03:12 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |