CALENDAR
S M T W T F S
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31   
<<  2025 - 07  >>
CATEGORIES
ARCHIVES
PROFILE
    k1
OTHERS




宝幡寺(法幡寺)の付箋が付いた天神さまの掛け軸




江戸時代秋田藩政下、三春城下後免町にあった修験の宝幡寺(法幡寺)の付箋が付いた天神さまの掛け軸です。

宝幡寺山内に雷神堂があり、その御本尊は、雷神さまですので、天神信仰とも密なかかわりがあります。

絵師は、寛永寺のお抱え絵師となっています。

宝幡寺は寛永寺の直末寺となっていますので、寛永寺から下されたものかもしれません。

宝幡寺は火災に遭っていますが、その際に殿様からの「御朱印」を消失してしまい廃寺、謹慎を命じられていますが、後に許されています。

火災の際によくこの駈け実が焼失しなかったものだと思います。

また、東京で見つかったものらしいんですが、様々なご縁を経てこの三春に帰ってきました。

仏縁のお陰だと思います。







寛永寺は天台宗の別格大本山のお寺です。

寛永2(1625)年に、徳川幕府の安泰と万民の平安を祈願するため、江戸城の鬼門(東北)にあたる上野の台地に、慈眼大師(じげんだいし)天海(てんかい)大僧正によって建立されました。

後には第四代将軍・德川家綱公の霊廟が造営され、将軍家の菩提寺も兼ねるようになりました。

また東叡山主を皇室から迎えた(輪王寺宮)ことで、江戸時代には格式と規模において我が国随一の大寺院でした。



三春城下御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍






| ryuichi | 03:47 | comments (x) | trackback (x) | 🌸三春ノ信仰1 |