2010-01-22 Fri
斉藤安養庵の如意輪観音石仏群三春城下、浄土宗紫雲寺方丈の隠居寺、安養寺は、城下南二里余りの斉藤村にあります。
江戸時代になると民間に「月待ち」という宗教行事が爆発的に流行した。
満月(十五夜)を観賞して楽しむ
「お月見」という行事は、現代でも風流人に
受け継がれ、まだ根絶はしていないが、さらに江戸時代には十五夜を過ぎて
徐々に欠けていく月が出るのを待ち、その月を「講」と呼ばれるグループで
拝んで無病息災を祈るという「月待ち」が盛んに行なわれた。
月は二十二夜、二十三夜、二十六夜などの月齢になると、その光は仏様の慈悲を帯びると
いう俗信から生まれた民間の宗教行事である。
二十二夜の月待ちの本尊として供養塔に彫られたのが如意輪(にょいりん)観音である。
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