2010-03-20 Sat
沼沢地区の庚申供養塔や月待供養塔、地蔵などが、光明寺の宇内に集められています。
庚申塔は庚申信仰により発生したもので、暦で60で割りきれる年を庚申年と呼び、その度に講が行わます。
その何年か毎に記念して石碑が建てられ「七庚申碑(更新年が7回毎)」などと彫られ奉納されます。
庚申の祭神は神道では「猿田彦神」、仏教では「青面金剛」と云われ、猿田彦神は道を司る神とされている為、道祖神と同類とされてきました。
このことより庚申塔は道祖神と同じ様に村境や辻、三叉路など交通の特異点に安置されるようになりました。
信仰の厚さはひと際強かった事が想像されます。
当然、各集落が意識しあっていた結果かもしれません。
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