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「込木見渡神社」「御祈祷 御璽(ごきとうぎょじ)」「洞内安全」御札




田植えを終える目安とされる「半夏生(はんげしょうず)」の頃、三春城下在の各地の集落入口付近で、細竹の先に「御札」を括り付けて村境付近に建てられているのを目にします。






磐越自動車道と飯野三春石川線の辻



 これは「五穀豊穣」と「村内の安全」を祈願して「夏越の祓(なごしのみそぎ)」として神主さんに「辻切り」の御祈祷を受けた「御札」を、村の入口の「辻」と呼ばれる道の交差するところ、特に鬼門(東北)や裏鬼門(南西)の方角に立てて村外からの疫病などの災厄(さいやく)が、村内に侵入するのを防いでいるものです。





 この御札には「込木見渡神社」等の鎮守名と「御祈祷 御璽(ごきとうぎょじ)」と共に「村内安全」ではなく「洞内安全」と記載されています。

込木洞…この洞(うつろ・ほら)とは、室町期以降の東国の武士、地侍の一族郎党が所領する集落を指しています。






三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍

| ryuichi | 03:46 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |
三春城下新町鎮守 田村大元神社 令和7年夏季例大祭 




三春城下新町鎮守 田村大元神社 令和7年夏季例大祭 



田村大元神社 「令和7年夏季例大祭」 城下新町鎮守
    
7月19日(土)午後7時  宵祭 新町渡御

7月20日(日)午前10時 御旅所清祓式 

 
御神輿渡御 新町一円 御触れ太鼓、青白天狗、
 
  長獅子・赤天狗・三匹獅子奉納 子供神輿
 

    境内にて例大祭限定「御朱印」


              田村大元神社社務所


   ※参道入口駐車場にて露店、キッチンカー 出店








三春 田村大元神社 写真集


松下修 写真


















旧秋田氏三春藩領内総鎮守であった大元帥明王社7は、田村大元神社の名称が変わり、御神体は「国常立命(くにとこだちのみこと)」となっていますが、旧神号大元帥明王の時代から例大祭時の御神輿渡御では長獅子が先払いとして先頭を練り歩きます。


「大元帥明王」は、敵や悪霊の降伏に絶大な功徳を発揮すると言われています。

その名残で長獅子の髭が災難除けとして町内に配られています。







明治維新後の三春藩解体に伴い、旧三春藩の総鎮守として三春領田村郡内全域と郡山の一部で運営されてきた「田村大元師明王社」を、紆余曲折はあったものの、混沌とした時代が過ぎた、昭和に成って、新町の大先輩たちが、別火講中を組織して、その心意気で一手に担い、今日まで継承してきました。


「別火」、古くは別の日と書きましたが、別火講中とは文字の如く、家と釜戸の火を別ける特別な「ハレの日」を意味しています。

新町の男たちは、家庭や社会から離れ、別火講中の一連の年間行事の中で、講員一同、正に寝食を供にすることにより「田村大元神社」の行事を司り、講中在籍中に実社会では体験出来ないような、様々な体験を通して思慮分別を養っていました。


さらには「真の三春人」となって、実社会においてこの発展に寄与する人間つくりを目的として、新町の先輩たちから、脈々と受け継がれてきた、三春人として、胸を張って誇れる組織だと思います。






世代が変わり薄れつつある事柄ですが、「別火講中」とは「同志、仲間」という意味であると理解してほしいと思います。


決してただ酒を飲んで大騒ぎをする会ではありません。

仲間がいることで「切磋琢磨」互いに良い影響を与え、学び合いながら、人は一人では生きられない。

また、支え合う人・喜びや悲しみを分かち合う人達がいてこそ、自分自身も、成長し、生きることが出来るということを、心に刻み、「別火講中で培った人格と経験を持って社会生活寄与する」という事を学んでいただければと心より思います。  







私は、よく「別火講中はコミニティーの原点だ」と申し上げていますが、別火講中とはまさにコミュニティそのものなのかもしれません。



辞書によれば 「講」とは、民間の金融上の組合、経典を講釈する会、信徒が催す法会や、神仏に参拝に行く団体」とあります。

また、コミュニティー【community】は、「人々が共同体意識を持って共同生活を営む一定の地域,およびその人々の集団。地域社会。共同体。」とあります。







昨今「日本からコミュニティが消えつつある」と言われています。

確かに昔はご近所があり、隣組があり、先輩・後輩があり、それに付随した言葉使い、義理や人情等々人付き合いのスキルがたくさんありました。


現在でも確かに存在はするのですが、個人の権利や自由が叫ばれ、仲間意識は表面的になっているように思われます、しかし、我が新町においては、別火講中があるかぎり、無縁の物の様に思います。





新町の先輩たちが築き上げた、別火講中の、心意気を忘れることなく、両番組力を合わせて、修行の場としての別火講中行事の中で、おのおの意味を見出しながら、時に楽しく、時に厳しく、孫子の代まで、「別火講中」を継承していってくれることを切に、お願いします。




春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍



| ryuichi | 03:18 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |
「千客鰻来」 土用の丑の日。 



「千客鰻来」

令和7年 土用の丑の日 

7月19日(土)  第一丑の日



三春城下新町では、当店の隣にある城下一の魚屋「橋長」さんに、鰻のかば焼きを頼みます。



画像でお分かりになりますか?

国産浜松の鰻を、東京の料亭で修業した社長が、その自慢の腕前を見せてくれます。

裁き、蒸してからのかば焼き・・・・このふっくらとした身と黒あめ色に光るタレ!






当店女将など、知人や実家などにお中元としていそいそと配っています。

もう夕食まで待てません!


当家の分は、一人一匹。






お昼には”うな重”で頂き、夜は残りを肴に冷えたビールで一献!


これでこの夏を乗り切れそうです。







夏土用”あんころ餅” ~御菓子三春昭進堂菓匠蒼龍~






土用の丑。

暑さが厳しい夏の土用の丑の日に、無病息災を願って身体に良いものを食す風習があります。 力がつくといわれる餅と、邪気を祓う赤色の小豆は悪病・災難を退けるとされます。








当店の土用餅は、柔らかい口当たりのお餅をなめらかな自家製こし餡で絡めてみました。

冷房のない時代に暑さを乗り切るため、様々な知恵を絞ってきたことがうかがえます。

私たちも先人の知恵に倣って、体調には十分注意をし元気に夏を乗り切りたいものです。






北海小豆のこし餡からのぞくお餅も愛らしいた土用餅。

古人の知恵にならった暑気払いの素朴なお菓子で、この夏を健やかにお過ごしください。







数量限定販売です。


あんころ持ちを食べて、暑い夏を乗り切りましょう!


ご自愛くださいませ。









春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂









| ryuichi | 03:12 | comments (x) | trackback (x) | 🌸三春城下新町 |
三春 田村大元神社 写真集 松下修 写真




三春 田村大元神社 写真集


松下修 写真



三春城下新町鎮守 田村大元神社を松下修さんが写真集にまとめられました。

本殿や仁王門、さらには熊野宮、八幡宮は、三春藩秋田家五万石 領内総鎮守 大元帥明王 の遺構(拝殿は明治期の再建)とされています


神社の四季、祭礼など長期間にわたって田村大元神社を記録されています。







三春出身の松下さん

ファインダーの先には・・・・・

三春がアートになっていました。

カッコいいですね!


店内に配してあります。


店内でご覧ください

三春城下御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍

| ryuichi | 04:27 | comments (x) | trackback (x) | 🌸三春藩総鎮守 大元帥明王(現・田村大元神社) |
夏土用 ”あんころ餅” ~三春昭進堂





夏土用 ”あんころ餅” ~御菓子三春昭進堂菓匠蒼龍~






三春昭進堂の土用餅は、7月18日(金)、19日(土)の2日間の販売となります。


夏の土用の丑の日は、梅雨明け前後の季節の変わり目で、体調に気をつけたい時期ですね。


尚、土用の期間は土いじりや新規事項はやめた方がいいとなるとのことです。







北国には、厄除け、暑気払いの意味を込め、土用の丑の日にはあんころ餅(土用餅)を食べるという古くからの習わしがあります。


「餅」は力餅(力持ち)、そして「小豆(あずき)」には 邪気を祓う力があると言われていますから、土用餅を食べることで、暑気や厄を払い無病息災で過ごせるといわれています。

消化が良く 力がつくお餅を小豆で包んだ 「あんころ餅」は美味しく夏を乗り切る為のお菓子というわけです。









当店の土用餅は、柔らかい口当たりのお餅をなめらかな自家製こし餡で絡めてみました。

冷房のない時代に暑さを乗り切るため、様々な知恵を絞ってきたことがうかがえます。

私たちも先人の知恵に倣って、体調には十分注意をし元気に夏を乗り切りたいものです。








北海小豆のこし餡からのぞくお餅も愛らしいた土用餅。

古人の知恵にならった暑気払いの素朴なお菓子で、この夏を健やかにお過ごしください。


数量限定販売です。

あんころ持ちを食べて、暑い夏を乗り切りましょう!







ご自愛くださいませ。


春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂






| ryuichi | 03:08 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯::季節のお菓子  |
三春城下藩主祈願所眞照寺山内のヤマユリが見頃です。




三春城下藩主祈願所眞照寺山内のヤマユリが見頃です。



この時期の三春城下は、暑さのあまり人影もまばらでひっそりとしています。

旧三春藩主秋田家祈願所日乗山東門院真照寺山内の山百合が咲き始めています。



気高く咲き誇るその姿は凛と咲く姿がとても美しく、妖艶で高貴な山百合の華香りが境内にただよいます。






ひるの暑さが幾分和らいだ蜩の蝉しぐれの中、ヒグラシの声に誘われて、夕暮れの真照寺の山内を歩いていますと、この山百合の妖艶な香りが境内に立ち込めて幻想的な雰囲気が楽しめます。

これからの時期、山内は、素晴らしいヤマユリの花の饗宴です。








この山百合の華香りの云うのは、言葉通り甘く危険な大人の香りと感じるのは私だけでしょうか?

可愛い小娘と思えば、艶っぽい大人の色気もあり、あの何とも言えない香りにはオトコ心にグッとくる来ます。






つかみどころのなさそうな雰囲気、しっかりつかまえておかないと、ふわ~っとどこかに行ってしまいそうな感じ。

そして、ちょっぴり儚げななところも・・・ん?話が違うか

自分の意思をはっきり表現するような気概を感じます。







避暑という言葉がぴったりな真照寺山内です。

ひと時の涼を求めて花々たちとアバンチュール的感覚?を求めて真照寺参拝は如何でしょうか?



本堂裏の墓地にも一面山百合が咲き始めています。







そして、ヤゴの抜け殻も・・・・

蜩などのセミの声、そして早朝にはカッコーや夏鶯、山鳩など野鳥もお出迎えいたします。



只今、真照寺屋根替え工事の最中です。

足場が架かり、保護膜をまとった真照寺もなかなか見れるものではありません。

お不動さまのご縁と御利益がありますように・・・


合掌







春陽郷三春城下御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍

| ryuichi | 03:22 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |
劇団「きのこ集団プロトマス」 外出訓練公演『握った手はそのまま、おむすびが僕を呼ぶ』の新潟公演が無事終演いたしました。





本日の火曜日は定休日となっています

またのご来店をお待ちしております。








劇団「きのこ集団プロトマス」

外出訓練公演『握った手はそのまま、おむすびが僕を呼ぶ』の新潟公演が無事終演いたしました。

全日程終了です、

ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございます。

感想もたくさんありがとうございます、まだまだ愚直に驕ることなく頑張ります、!

ちょうちよ。






三春城下御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍

| ryuichi | 03:53 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |