2025-07-31 Thu
塵壺409号 「塵壺讃」 観音寺方丈 穆清道久老師 ~夏安居~ 令和7年8月吉日発行
山陰、島根県石見(現浜田市)浜田城下へ、年に数回、妻の里のお墓参りを兼ねて、禅寺曹洞宗紅蓮山観音寺に於いて、師と仰ぐ方丈様である花吉穆清道久老師の下で朝だけですが参禅しています。
観音寺は、只菅打坐(しんかんたざ)と参師聞法(さんしもんぽう)の曹洞宗規範に則った修行生活を行っている禅寺で、私が方丈様の下へ参禅させていただくのも、長男が生まれてからですので、かれこれ30年になります。
この時節には、朝3時に起床して、徒歩1分という目の前にある観音寺へ月に照らされた山門を通って坐禅堂を兼ねた本堂へ向かいますが、北国三春の夏の夜とは違い、日本海特有の高温多湿の夏の真夜中で、冷房の効いた寝室から1歩外へ出るとじわっと一気に汗ばんでまいります。
曹洞宗の坐禅は「只管打坐(しかんたざ)」、ただひたすらに坐るということです。そして坐ることによって身体を安定させ、心を集中させることで身・息・心の調和をはかります。何か他に目的があって、それを達成する手段として坐禅をするのではありません。
坐っているだけでも汗がしたたり落ちる本堂の片隅で、大きく息を吸いゆっくりと吐くという坐禅本来の呼吸をしながら、時折、火灯窓(かとうまど)より吹き込む微風に、幸せを感じながら、只々坐り続けます。
大袈裟な言い方かもしれませんが、この非日常的な空間の中に、普段なら気づかないような”小さな幸せ”に”ありがたさ”を感じ、”生きている”、”生かされている”ということが実感できます。
老師の下で参禅させてもらっている家族へ感謝しながら、1年分の溜まりに溜まった”心の塵芥”の洗濯です。
この参禅は、何物にも代えることの出来ない満ち足りた有意義な時を過ごすことが出来ます。そしてゆっくり自分の身体や心と向き合う大切な時間で、明け方からの3時間位ですが、足のしびれもそのままに坐禅と朝課(ちょうか)と呼ばれる早朝のおつとめで心身の修練を心ゆくまで堪能しています。

この時節、曹洞宗の観音寺では夏籠もりの修行を意味する「夏安居(げあんご)」 (5月15日結制8月15日解制)統制中です。
坐禅の後、夏安居の朝課には楞厳会(りょうごんえ)があり、呪文のような「大仏頂万行首楞厳陀羅尼(だいぶっちょうまんぎょうしゅりょうごんだらに)」「楞厳呪(りょうごんしゅ)」という難しい陀羅尼を読誦し、寺院の繁栄、修行僧の仏道増進、檀信徒の安穏を祈る「衆寮諷経」が修行されます。

この経典は、門前の小僧の様な在家の私には、読経といわず文字を目で追うだけでも難儀します。
途中から読経が速くなるというとても難しい経典です。
しかも、本来はお寺さん内の土地に来る邪気を抑えるということで、歩きながら読経する歩行禅ですが、私は足踏みするだけで精一杯です。
夏安居の接心では、全てが仏道ということを教示されました。〝凡事徹底〟の大切さ。即ち、挨拶をする、身の回りを整理する、掃除する、時間を守る、服装を正す、商いをする等、生活の全てが感謝と御礼であり、全てが仏道に通じます。
これが人として生きる上で大事であるとご教示いただきました。
下山する朝、坐禅・朝課後の接心にて、今回出版した著書「塵壺~春陽郷三春思ひ附阿津免草~」の謹呈に際して、出版を祝し内容を称賛した「塵壺讃」とする佛詩と共に、身に余るお褒めのお言葉とお土産を賜りましたこと、恐悦至極に存じます。
塵壺郷土愛円成
歴史三春文化明
御用多繁中事業
坐禅道力作麼生
穆清
和訳:塵壺見しや 郷土愛一杯 此に円成せり
三春の歴史と文化 これにて明瞭編纂なり
御菓子匠 御用多繁中の大事業たり よくぞ勤めたり
佛法信心者なり 専ら工夫坐禅す その道や作麼生(そもさん) 穆清
蒼龍謹白 拝 さすけねぇぞい三春!
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2025-07-30 Wed
舞木のお稲荷さま 高屋敷稲荷神社
「夏越の大祓」
現在、高屋敷稲荷神社さまでは、茅の輪が設置されております。
夏越の大祓とは。半年間のうちに知らず知らずのうちに受けた罪や汚れを落とし、残りの半年を健やかに過ごせる事を祈る儀式、神事で、茅の輪をくぐることで心身を清めて厄を祓い、無病息災を願うというものです。
高屋敷稲荷神社 夏越大祓(なごしたいばつ)
7月31日 (木) 午前10時 ~
祭典に是非ご参列いただき、稲荷大神様のご加護をお受けください。
知らず知らずに犯した罪や心身の穢れを、茅の輪をくぐり紙の人形(ひとがた)に息を吹きかけて、祓い清めるおまつり
お参りの際には茅の輪くぐりをされ、清浄な心身で夏を乗り切り下さいませ。
この時期、高屋敷稲荷神社では旧暦で行いますが、7月1日~8月1日まで「茅(ちがや)」で作られた大きな輪が飾られ、輪をくぐることで半年分のけがれを祓い、つぎの半年も無病息災で過ごせるよう祈願する「茅(ち)の輪くぐり」が行われます。
茅の輪(ちのわ)の由来
茅の輪(茅草で作られた大きな輪)は、正月から六月までの半年間の罪穢を祓う夏越(なご)しの大祓(おおはらえ)に使用され、それをくぐることにより、や罪穢が祓われるといわれています。
くぐり方は「水無月の夏越しの祓する人はちとせの命のぶというなり」という古歌を唱えつつ、左まわり・右まわり・左まわりと、八の字を書くように三度くぐり抜けます。
こうして、心身ともに清らかになって、あとの半年間を新たな気持ちで迎えるのです。
茅はイネ科の植物で、葉先が剣のように鋭いことから厄除けの力があると言われています。
日本神話、『備後國風土記』によれば、素盞嗚尊(スサノオノミコト)が旅の途中、行き暮れて、巨旦将来の家を見つけ一夜の宿を乞うたところ、ミコトの姿があまりにもみすぼらしかったので、にべもなく断られました。
困ったミコトは、蘇民将来の家を訪ねて宿をたのむと、貧しいなかにもかかわらず、快く宿と食事のもてなしをしてくれました。
次の日の朝、ミコトはお礼として蘇民将来の家族に小さい茅の輪を与え「これを腰に付けておれば、疫病から免れるだろう。」と言い残して去りました。
その後、疫病がはやったとき、巨旦将来の家族は皆疫病に冒されて死に絶えましたが、蘇民将来の家族はいつまでも元気にすごし、子孫も栄えたということです。
このような言い伝えから、茅の輪は夏の疫病除けの呪力をもつ祭具として、大きな輪はこれをくぐり、小さい輪は腰に付けるようになりました。
茅の輪のくぐり方
(1) 先ず、茅の輪の前に立って軽く礼をします。左足からまたいで輪をくぐり、
左回りに回って元の位置に戻ります。
(2) 茅の輪の前で軽く礼をします。右足からまたいで輪をくぐり、
右回りに回って元の位置に戻ります。
(3) 茅の輪の前で軽く礼をします。左足からまたいで輪をくぐり、
左回りに回って元の位置に戻ります。
(4)茅の輪の前で軽く礼をします。左足からまたいで輪をくぐり、
ご神前まで進みます。二拝二拍手一拝の作法でお詣りします。
茅の輪をくぐるだけでもご利益があると教えていただきました。
三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 03:55 | comments (x) | trackback (x) | 🌸「商売繁盛祈願」 舞木の稲荷さま~ 高屋敷稲荷神社 |
2025-07-29 Tue
社会風刺コント集団 ザ・ニュースペーパー 被災者支援公演
「ふたばレポート番外編」in田村
8月30日(土)13:00開場 13:30開演
田村市文化センター
原子力災害12市町村にお住まいの方 無料ご招待
招待券配布(9:00-17:00) 当該各市町村窓口及び 三春昭進堂(定休日以外)
主催 笑顔で繋ぐ12市町村実行委員会 0244-26-8887
令和7年度「地域経済政策推進事業費補助金(被災 12市町村における地域のつながり支援事業)
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三春町では、三春昭進堂にて、7月30日(水)より配布します。
三春城下御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 03:38 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |
2025-07-28 Mon
本日、7月28日(月)、明日29日(火)は、月一回の連休の定休日となっています
またのご来店をお待ちしております。
電柱更新工事
当店の三階建ての店舗新築工事の際に新設された大型の電柱が更新を迎えたことによる再建工事です
来週の連休7月28日(月)、29日(火)に、電線の本格的な工事があります。
尚、28日、29日ともに当店の横にある電柱の建て替え工事が実施されます。
お客様にはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします
尚、当店向かいの弓町がこの電柱工事のために通行止めになるみたいです。
三春城下御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 03:54 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |
2025-07-27 Sun
三春城下八幡町 踊り場 ACTfes 2025
[ ACTフェス 2025 ] 2th Acthair attraction creative team
音楽ライブ 地元アーティスト多数出演! キッチンカー かき氷 クレープほか
令和7年7月21日(月・海の日) 午前11時~午後4時
雁木田会館前広場(八幡神社下旧八幡町公園)
問 ACT Hair 0247-62-2326 三春町字雁木田6-1
kumajiroさんはじめ、演者の皆様、会場の設営から撤去作業まで携わっていただいたボランティアスタッフの皆様、また飲食ブースでは、暑い中でのキッチンカーはじめ、テント販売、ハンドメイドの皆様、本当にお疲れ様でした。無事に終了することが出来ました。
また、ご協賛、ご支援、ご協力していただいた、すべての皆様へ厚く御礼申し上げます。
ありがとうございました。
Acthair attraction creative team
| ryuichi | 03:29 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |
2025-07-26 Sat

城下荒町鎮守 「八雲神社 夏季祭礼」
荒獅子奉納
7月26日(土)午前10時より
「荒獅子」は、戦国時代の田村氏、江戸初期の松下氏、そして、江戸期秋田藩政下でも三春五万石六十六郷領内総鎮守大元帥明王夏季例大祭にて露払いとして奉納されていた獅子舞です。
城下町として栄えていた三春城下に疫病が侵入するのを防御の祈願のため、天王様(牛頭天王)と荒獅子が、疫病を鎮めるために、町中を練り歩くようになったのが、始まりとされています。
明治維新後の廃仏毀釈等にて神仏離反、廃藩置県から大元帥明王も田村大元神社となり、長獅子も荒町末黒門外の八雲神社(維新前は牛頭天王社)の祭礼に奉納されるようになりました。
また、この八雲神社夏季祭礼だけは曜日に関係なく、7月26日という日にちに固定されています。
当初は、小山村(後の御祭村)の青年達が長獅子を奉納していました。
叉、獅子頭は、小山村(御祭村)の名工によって作られその地名を獅子造りと呼ばれています。
荒獅子は、秋田藩政期には領内総鎮守大元帥明王に露払い(悪魔祓い)として奉納されていた三春独特の獅子舞で、三春に在る長獅子の中では一番歴史が古く、田村大元神社や八幡神社の長獅子はこれを明治期に伝授されたものと伝えられてます。
明治維新後の神仏離反、そして廃仏毀釈をうけた明治初期、大元帥明王社は、大志田神社を経て現田村大元神社に改宗改名した際に時の総代といざこざになり、以後荒町の八雲神社だけの奉納となりました。
牛頭天王は、現八雲神社の祭神で、疾病を防ぐ神であり、神道におけるスサノオ神と同体とされています。
医療技術が乏しい時代に、疾病を防ぐ強い力を持つ牛頭天王に対する信仰は、かなり大きかったと思われます。
牛頭天王は、単に「天王様」と呼ばれました。

また、荒獅子は一般に、悪魔祓い・疫病退散の役割を担うことが多いが、これが牛頭天王と同一視され、三春の祭礼においては、単に獅子舞ではなく、威勢のよい「荒獅子」になったのかも知れません。
人が死ぬと、「魂が霊となる」との考えは、世界共通の考えで、日本でも縄文時代から信じられていたと、言われています。
奈良時代には、厄災(天変地異や疫病等の災い)は不業の死を遂げた人達の、怨霊のなせる業と考えられる様になり、こうした霊を、丁重に祀り慰める事で、「怨霊」が「御霊」となり
「鎮護の神」となって、平穏をもたらすとする「御霊信仰」が起り、怨霊を慰める儀式 「御霊会」 が行われる様になります。
この「御霊信仰」を背景に、疫病神である 「牛頭天王」を、お祀りし疫病退散を願ったのが 「祇園会」 (ギオンエ) であり、祇園牛頭信仰 のおこりだと考えられています。
八雲神社の夏季例大祭の荒獅子奉納は、この半年の罪のけがれを祓い、夏以降の疫病除けを祈願する行事「夏越祓」(なごしのはらえ)の日役割もあるかと思います。
三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂菓匠蒼龍
| ryuichi | 03:32 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |
2025-07-25 Fri
三春城下大町 明徳門下のさくらかふゑ三春 KAMINUMAYAのあーちゃんママとお祭り見物!
田村大元神社の還行に間に合いました!
青白天狗にも参加いただいて記念写真!
以前放送されたあばれる君の云う”二人の名物店主”
三春城下御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 03:22 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |
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