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ジン(GIN)の話
ジン(GIN)

ジンというお酒があります。これは大麦麦芽とトウモロコシあるいはライ麦を主体に醸造したお酒にジェニパベリーという杜松の実を一緒に蒸留した薫り高い蒸留酒です。ジン発祥の地は17世紀中期のオランダですが、今ではイギリスを代表するスピリッツでしょう。ちなみにジンという名もジュニパベリーを漬けて造った薬用酒というのが語源になっているようです。

ジンは無色透明でアルコール分は40~55度、香り付けにはジェニパベリーのほか色々な香草(4~10種類)を用います。その香草の種類は作る地域によってまちまちでありそれがまた地方独特の味と香りを醸しています。

ジンはアルコール度が高くしかも香草を使うためクセがありますので好き嫌いがあるようです。しかし、その香りゆえにカクテルなどでは欠かせないベースとなっています。

今のジンはイギリス式のドライジンの作り方で製造されており、ジンといえばこのドライジンをさします。一番一般的なジンはイギリス製の「ギルビーゴードン」といったところでしょうか。本場のオランダのジンとしてはボルス社のジュネヴァが有名です。他には、ドイツで作られているシュタインヘーガー、杜松の実の代わりにフルーツなどで香りをつけて甘口にしたフレーバードジンなどもあります。

ジンベースのカクテルでもっとも有名なのはマティーニ。ジンとベルモットの割合は人それぞれで、10人いれば10人とも違うマティーニがあるといわれます

| ryuichi | 14:31 | comments (x) | trackback (x) | 三春昭進堂 歳時記 |
三春仏教会の托鉢
 私の好きなお坊さんに良寛和尚がおられる。
好きだと行っても特別知己を得たわけでもないし、直接お目にかかったわけでもない。
ただなんとなく親しみがあるだけだ。特別の感情もあるわけでもない。しかし和尚の書の素晴らしいことだけは自分なりに理解できる。
 和尚の草書はホントに素晴らしい。
手鞠をついたり、かくれんぼうをしたり、子供たちとただ遊んでいるだけではこういう書は出来るものではない。
勿論才も溢れているだろうが、古典に則った学習も必要だろう。
 托鉢をし、乞食坊主と呼ばれながら一生涯を過ごした良寛和尚、「人を隔つるこころ」を憎み、雪国の厳しい自然のなか、山中の五合庵で己れの孤独に向かいあいながら、聖でもなく、俗でもない道を選びとった求道者良寛、和尚の生と思想はあまりにも多様であり、人々は自らの生き方に応じて良寛と向かいあうことが可能であるような気がする。
良寛はいつの時代にあっても、日本人あるいは世界人にとって親しく、はかりしれない魅力と飽きることのない滋味あふれる「永遠の人」としてあり続けてきた。

 どうもわが国では托鉢僧、すなわち乞食坊主という概念があるようだが。
良寛の例、しかり、仏教では、一般には修行の身で、お金という俗物とは無縁の存在、身体の維持のみのため托鉢をおこなうようだ。
あるいはある目的のため募金を目的に托鉢して回ることもあるようだ。

回首五十有余年
人間是非一夢中
山房五月黄梅雨
半夜蕭蕭灑虚窓
    良寛禅師



| ryuichi | 11:34 | comments (x) | trackback (x) | 三春昭進堂 歳時記 |
「春陽三春物見遊山」のポスター


お客様からの要望が多かった、磐城國三春城下絵図平成版「春陽三春物見遊山」のA2のポスターサイズが完成しました。
限定で100部、店頭で配布しています。
ご希望の方は、お持ちください。

夏休みのお知らせ

7月28日(火)より7月31日(金)までの四日間、社員研修のため夏休みとさせていただきます。
私は、例年の行事となりました、島根浜田市の曹洞宗紅連山観音寺の花吉方丈さまの元へ参禅してまいります。
年に一回の心の洗濯です。


お客様に置かれましては、ご不便をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

| ryuichi | 13:47 | comments (1304) | trackback (x) | 三春昭進堂 歳時記 |
三春昭進堂郡山分店

本日より、日曜日まで、郡山市桑野にあるイトーヨーカ堂郡山店一階の催事場にて、初夏のスイーツフェアーが開催中です。その一画に三春昭進堂郡山分店が開店しています。どうぞご利用下さい!

| ryuichi | 10:34 | comments (9027) | trackback (x) | 三春昭進堂 歳時記 |
三春藩主祈願寺の座禅草
春陽三春五万石藩主秋田家祈願寺である真照寺の庭園では、水芭蕉が見ごろを迎えています。
その中に、座禅草が数株顔を覗かせています。
座禅草とは、 
花の姿が、僧侶が座禅をしているところに似ていることから、『座禅草』と名づけられたたそうです。
 またの名をダルマソウというらしいですが、いずれにしても僧侶なんですね。
その姿を見れば納得できます。



| ryuichi | 06:53 | comments (2111) | trackback (x) | 三春昭進堂 歳時記 |
真照寺の水芭蕉
真照寺の水芭蕉が咲き始めました。春陽三春の春の幕開きです。
早春のこの時期、梅花と草種の芽吹きの香りが交わり春の香を感じます。
冬を越え暖かな陽だまりを待ちわびる三春に躍動感がみなぎる、四季の中で一番輝く季節です。





| ryuichi | 07:07 | comments (788) | trackback (x) | 三春昭進堂 歳時記 |
お彼岸の由来
岸と行事
 彼岸は春分の日と秋分の日の前3日と後3日の間の7日間(春・秋分も含み)。暦の上では雑節の中に入ります(春分日・秋分日)。
 春分(秋分)の3日前の日を「彼岸の入り」と言い、3日後を「彼岸の明け」と言います。春分・秋分は、その中間に位置しますので、「彼岸の中日」と呼ばれます。
 この彼岸は、仏教行事であるのですが、日本独特の行事で他の仏教国には無いものだそうです。ちなみに、「彼岸」とだけ言った場合、これは春の彼岸を指します。秋の彼岸は「秋彼岸」または「後の彼岸」と言うのが本当です。
 昔から、彼岸には先祖の霊を敬い墓参りをする風習があります。また地方によって若干の違いはありますが、ぼた餅、おはぎ、団子、海苔巻き、いなり寿司などを仏壇に供え、家族でもこれを食すと言った風習も残っています。

彼岸の由来
 彼岸は仏教用語。元々梵語(ぼんご)の波羅蜜多(はらみつた)を漢訳した「到彼岸(とうひがん)」のことだそうです(梵語も漢語も知らないから信じるしかないです・・)。煩悩に満ちた世界「此岸(しがん)」から解脱した悟りの世界、涅槃を指します。こちら(此方)の岸とあちら(彼方)の岸と言う意味だと考えるとわかりやすいですね。
 さらに煩悩に満ちたこちらの世界を現世、涅槃の世界を死後の極楽浄土ととらえ、あちらの世界と考えたところから、亡くなった先祖たちの霊が住む世界を「彼岸」と考えるようになりました。このことから「彼岸に墓参り」と言うことはわかりますね。
 なお、この時期には「彼岸会」という仏教の法会が開かれ、これが現在の「彼岸」の由来となります。最初に行われた彼岸会は大同元年(AD806年) に平城天皇が霊を鎮めるために行ったと言われております。

太陽が真東から昇り、真西に沈む日
 先ほどからたびたび登場する涅槃の世界を、「西方浄土」と呼ぶことがあるとおり、阿弥陀仏の極楽浄土は「西」にあるとされています。そのため、真西に太陽が沈む春分の日、秋分の日は夕日が極楽浄土への道しるべとなると考えられたのです。
 この日沈む太陽が示す極楽浄土への道を「白道(びゃくどう)」といい、仏の示してくれたこの白道を信じて進めば必ず極楽浄土に至ると言う信仰が生まれました。この信仰は、浄土思想が盛んになるのと軌を一にして広がって行き、現在に至っています。

昼と夜の長さが同じ日
 仏教の説くところの「中道」の精神を昼夜を二分すると言う点で、春分の日・秋分の日があらわしていると考えた。
(春分・秋分の日の日の出から日の入りまでの時間を計算してみると、実際は同じになりません。この辺の事情は、日の出日の入りの時刻とはどう定義されているかという問題が関係します。

お休みの日(祝日)
 春分、秋分は祝日。主旨はそれぞれ、「自然をたたえ、生物をいつくしむ」と「祖先をうやまい、無くなった人々をしのぶ」と書かれています(法令に)。特に秋分の日の趣旨は、まさに現在の彼岸そのもの。彼岸の中日を祝日にしたと言ってもよいようですね。
 ちなみに、戦前は同じ日が「春季皇霊祭」「秋季皇霊祭」という祭日で、これは皇室内の「もと仏式行事」が神事化し祭日になったものです。

農耕と彼岸
 春分と秋分は、農耕と言う観点から眺めると、
 春分:種苗の時期
 秋分:収穫の時期
にあたり、作物を育てる太陽と自分たちを守る祖先神への信仰と言う土着の信仰が仏教伝来以前からあり、春分には豊穣を祈り、秋分には収穫に感謝して供え物をしたことが原型と考えられます。
 仏教が伝来すると、春分・秋分がそれぞれ彼岸の中日にあたることもあり、仏教の習俗と古来の風習が混交して現在の姿になったと思われます(ちなみに、サンスクリット語の[bhukta (飯)]+[mridu(柔らかい)]が「ぼた+もち」となって定着したのだと言われます(年中行事を「科学」する・永田久著))。

彼岸と墓参りの習慣
 これまで書いてきたような様々な要因が混交し、江戸時代頃から彼岸に墓参りをすると言った風習が起こったと考えられています。
 また、彼岸の時期は気候的にもよい時期であるため、墓参りにかこつけて野外への遊山をすると言った娯楽としての側面もあったと考えられます。


| ryuichi | 21:28 | comments (0) | trackback (x) | 三春昭進堂 歳時記 |
三春昭進堂のTV出演です。
今度は、テレビです。来週木曜日のFCT五時てれシャトルに出演します。宮城放送と合同企画で三春昭進堂が紹介されます。因みに、19日の4時22分からの放映です。5分の出演です。打ち合せで、おたりまんじゅうの紹介と三春物見遊山そして、三春散策に田村大元神社、真照寺、そして村上食堂のカツ丼を紹介しました。ご期待下さい!尚、収録は明日です。


| ryuichi | 16:06 | comments (1493) | trackback (x) | 三春昭進堂 歳時記 |
真照寺の水芭蕉

今朝、水芭蕉が気になって真照寺の裏庭に見にいきました。例年ですと彼岸過ぎに目が出始めですが、今年はもう目が出ていました。この調子では三月末(例年は四月初め)には開花しそうな気配です。
桜の開花も早まると予想されています。地球温暖化による暖冬の影響と云われていますが、旧暦で見れば予定通りです。
地球はそんなにヤハではありませんね。

| ryuichi | 06:57 | comments (902) | trackback (x) | 三春昭進堂 歳時記 |

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